ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「チェゼーナ vs ミラン」

11/12セリエA第24節


スタジアム:スタディオ・ディノ・マヌッツィ(チェゼーナ)
キックオフ:2012年2月19日15:00(現地時間)


<第23節終了時点>
チェゼーナ:19位 勝点16 4勝4分14敗(1試合未消化)
ミラン:1位 勝点47 14勝5分4敗


<第5節結果(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)>
ミラン 1-0 チェゼーナ


<スタメン>
チェゼーナ(4-4-2)
GK:アントニオーリ
DF:コモット ベナルワーヌ ロドリゲス ロッシ
MF:サンターナ コルッチ(C) パローロ プディル
FW:ムトゥ ヤクインタ
監督:アリゴーニ


ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:アバーテ ボネーラ チアゴ・シウバ(1G) メスバ
MF:ノチェリーノ(7G) アンブロジーニ(C/1G) ムンタリ エマヌエルソン
FW:マキシ・ロペス(1G) ロビーニョ(3G)
 サブ:アメーリア ジェペス(1G) アントニーニ ザンブロッタ(1G) ファン・ボメル エル・シャーラウィ(2G) インザーギ
 ベンチ外:ローマ ピシテッリ エリー デ・シリオ カルヴァーノ ヴァローティ インノチェンティ クリスタンテ
 出場停止:イブラヒモビッチ(15G)
 出場不可:ネスタ(1G) メクセス ガットゥーゾ フラミニ ストラッサー アクイラーニ(1G) メルケル セードルフ(2G) ボアテング(4G) カッサーノ(2G) パト(1G)
監督:アッレグリ


主審:バレリ


先週末のウディネーゼ戦はマキシ・ロペスの移籍後初ゴールとアシストもあって逆転勝ち。CL決勝トーナメントのアーセナル戦は4得点大勝で勢いに乗るミラン。

しかし、その試合で無理をして出場したボアテングは筋肉を痛めて再び離脱。パト、ネスタも復帰したと思ったら負傷。メクセスも数日のみだが離脱。次週にはユベントスとの大一番を控えるが、万全の状態で戻ってこれるかは微妙なところ。

この試合はセンターバックにボネーラ、左サイドバックにメスバ、アンカーにアンブロジーニ、トップ下にエマヌエルソン、ツートップはマキシ・ロペスロビーニョ。そして今冬加入してアフリカネーションズカップに参加後、戻ってきたムンタリが初招集で初スタメン。


<前半>

29分:得点:ミラン:ムンタリ  新加入ムンタリがいきなりのゴール!チアゴ・シウバ直接フリーキックがキーパーに弾かれたところにムンタリが詰めていた!

31分:得点:ミラン:エマヌエルソン  そしてすぐさま追加点!今度はエマヌエルソンがミラン初ゴール!カウンターからロビーニョのパスを受けたエマヌエルソンがバイタルエリア中央からスピードのあるドリブルシュートで一閃!


開始直後からリズムを掴んだミランが圧倒してムンタリエマヌエルソンの移籍後初ゴールで2点リードして前半を折り返した。最前線でマキシ・ロペスがくさびのパスを受けたりクロスに最初に飛び込んだりして、その周りをロビーニョエマヌエルソンが動いてチェゼーナのディフェンダー陣を混乱させ、アンブロジーニムンタリ、ノチェリーノがボールを回しながら前に出たり引いたり、そこに両サイドバックのアバーテとメスバが上がってと、目まぐるしく展開をするミランは最近の勢いをそのまま維持。


<後半>

51分:交代:ミラン:アンブロジーニファン・ボメル

55分:得点:ミラン:ロビーニョ  ロビーニョが自分でボールを動かして、一度アバーテに預けてからスペースに走って再び受けるとプレッシャーがないところで上手く流し込んだ!

65分:得点:チェゼーナ:プディル  クロスをクリアしたセカンドボールをそのままミドルを決められた。

71分:交代:チェゼーナ:コルッチ → グアーナ

77分:交代:ミラン:ロビーニョ → エル・シャーラウィ

82分:交代:チェゼーナ:サンターナ → マルティネス

90+1分:交代:ミラン:マキシ・ロペスインザーギ


<結果>

チェゼーナ 1-3 ミラン


<得点>
チェゼーナ 65分 プディル

ミラン 29分 ムンタリ
    31分 エマヌエルソン
    55分 ロビーニョ


<チーム評価>

6.5


<個人評価>

アッビアーティ:6.0
アバーテ:6.0
ボネーラ:5.5
チアゴ・シウバ:6.0
メスバ:5.5
ノチェリーノ:5.5
アンブロジーニ:6.0
ムンタリ:6.5
エマヌエルソン:7.0
マキシ・ロペス:5.5
ロビーニョ:7.0
ファン・ボメル:5.5
エル・シャーラウィ:-
インザーギ:-

アッレグリ:6.5


<マン・オブ・ザ・マッチ>

エマヌエルソン


後半に入ってもミランの勢いはそのままに、ロビーニョの追加点で試合を決めた。そこからは省エネモードなのか、チェゼーナに1点取られてボールも持たれてしまった。たとえ勝負が決まっていても、最後まで集中しなければならない。圧倒的に攻め続けなければならないわけではないが、ポゼッションは90分間できるはず。簡単に失点しては締まるものも締まらない。それでもこの試合は初出場となったムンタリがいきなりの初ゴールで存在感をアピール。もちろんゴール以外にもパス回し、好守に貢献。そして最も輝いていたのはエマヌエルソン。カウンターからのあのスピードでのゴールは見事だった。あんなシュート打てて、ボールタッチできて動けるならこれからは期待が大きく持てそう。ロビーニョも公式戦2試合連続弾で、調子は良い。負傷者が多いが、次節ユベントスとの首位攻防戦に向けて良い流れではあるように思う。


<今後の日程(現地時間)>

2/25(土) 20:45 セリエA第25節 ユベントス(H)

3/3(土) 18:00 セリエA第26節 パレルモ(A)

3/6(火) 20:45 チャンピオンズリーグ決勝ラウンド1回戦2nd leg アーセナル(A)

3/11(日) 15:00 セリエA第27節 レッチェ(H)

3/18(日) 20:45 セリエA第28節 パルマ(A)