ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「インテル vs ミラン」

11/12セリエA第37節


スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2012年5月6日20:45(現地時間)


<第36節終了時点>
インテル:6位 勝点55 16勝7分13敗
ミラン:2位 勝点77 23勝8分5敗(3連勝中)


<第18節結果(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)>
ミラン 0-1 インテル


<スタメン>
インテル(4-2-3-1)
GK:ジュリオ・セーザル
DF:マイコン ルシオ サムエル 長友
MF:グアリン カンビアッソ サネッティ スナイデル アルバレス
FW:ディエゴ・ミリート
監督:ストラマッチョーニ


ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:アバーテ ネスタ(1G) ジェペス(1G) ボネーラ
MF:ノチェリーノ(10G) ファン・ボメル ムンタリ(3G) ボアテング(5G)
FW:イブラヒモビッチ(26G) ロビーニョ(6G)
 サブ:アメーリア メクセス デ・シリオ ガットゥーゾ アクイラーニ(1G) カッサーノ(3G) マキシ・ロペス(1G)
 ベンチ外:ピシテッリ エリー アンブロジーニ(1G) カルヴァーノ ストラッサー フラミニ メルケル ヴァローティ カルモナ インノチェンティ クリスタンテ  エル・シャーラウィ(2G)
 出場停止:なし
 出場不可:ローマ チアゴ・シウバ(2G) メスバ アントニーニ ザンブロッタ(1G) エマヌエルソン(2G) セードルフ(2G) パト(1G) インザーギ
監督:アッレグリ


主審:リッツォーリ


277回目のミラノダービー


ミランは右サイドバックにアバーテが復帰したが、センターバックチアゴ・シウバが間に合わずネスタと組むのはジェペス。左サイドバックも不在でボネーラが回った。最前線でイブラヒモビッチと組むのはロビーニョカッサーノはベンチスタートとなった。


<前半>

14分:得点:インテル:ディエゴ・ミリート  ファーストチャンスで先制点を許した。スナイデルのセットプレーからサムエルに折り返され、最後はディエゴ・ミリートに押し込まれた。

21分:交代:ミラン:ボネーラ → デ・シリオ  ボネーラにアクシデント。足を痛めて急遽交代。

34分:交代:ミラン:アッビアーティ → アメーリア  続けてミランにアクシデント。アッビアーティが右足ハムストリングを痛めてキーパー交代。

44分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ(PK)  ボアテングがエリア内でジュリオ・セーザルに倒されてPKを獲得!判定に納得のいかないジュリオ・セーザルがキッカーのイブラヒモビッチを挑発したが、イブラヒモビッチは動揺せず落ち着いて決めた!


やはり前半からいろいろあるダービー。試合の流れとしてはインテルの方が良かった。ミランが最初の決定機を外すと、先制点を献上し、ボネーラとアッビアーティが連続で負傷交代する最悪な流れ。その後PKでなんとか追いついた展開。持ち前の中盤からの飛び出しなどはなかった。突然の交代出場となったデ・シリオは攻撃参加はあまりできなかったが、守備面では無難にこなした。


<後半>

46分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ  後半開始早々に逆転!ボアテングのヒールでの流しからイブラヒモビッチが素晴らしいワンタッチでディフェンダーを置き去りにし、シュートも軽く浮かせて華麗にゴール!

52分:得点:インテル:ディエゴ・ミリート(PK)  アバーテがエリア内でディエゴ・ミリートを倒してPKを与え、これを決められ再び同点に。

62分:交代:インテル:グアリン → オビ

76分:交代:インテル:アルバレス → パッツィーニ

78分:交代:ミラン:ムンタリカッサーノ

79分:得点:インテル:ディエゴ・ミリート(PK)  パッツィーニがヘディングしたボールがマークについていたネスタの腕に当たりPKの判定。ディエゴ・ミリートに決められて今度はインテルが逆転。

84分:交代:インテル:スナイデルコルドバ

87分:得点:インテル:マイコン  強烈ミドルシュートを不意に突き刺された。


<結果>

インテル 4-2 ミラン


<得点>

インテル 14分 ディエゴ・ミリート
     52分 ディエゴ・ミリート(PK)
     79分 ディエゴ・ミリート(PK)
     87分 マイコン

ミラン 44分 イブラヒモビッチ(PK)
    46分 イブラヒモビッチ


<チーム評価>

4.5


<個人評価>

アッビアーティ:5.0
アバーテ:4.5
ネスタ:5.0
ジェペス:5.5
ボネーラ:5.0
ノチェリーノ:5.0
ファン・ボメル:5.5
ムンタリ:5.0
ボアテング:5.5
イブラヒモビッチ:6.0
ロビーニョ:4.5
デ・シリオ:5.5
アメーリア:5.5
カッサーノ:5.0

アッレグリ:5.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ディエゴ・ミリート


後半すぐに逆転に成功するもその後3失点してしまい逆転を許し、突き放された。今季インテルに対してもダブルを達成された。ミランは前半で2人が負傷交代し、2本のPKを献上する展開となったが結果だけでなく内容でも負けていた。ディエゴ・ミリートにはトリプレッタを、マイコンにはスーパーゴールを決められ合計4失点。カッサーノ投入も実らず成す術なく完敗。これでユベントススクデット獲得。ミランの2連覇はならなかった。アバーテがイエローカードの累積で最終節出場停止。


<今後の日程(現地時間)>

5/13(日) 20:45 セリエA第38節 ノバーラ(H)