ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「ミラン vs ユベントス」

11/12セリエA第25節


スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2012年2月25日20:45(現地時間)


<第24節終了時点>
ミラン:1位 勝点50 15勝5分4敗(2連勝中)
ユベントス:2位 勝点49 13勝10分(1試合未消化)


<第6節結果(ユベントス・スタジアム)>
ユベントス 2-0 ミラン


ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:アバーテ メクセス チアゴ・シウバ(1G) アントニーニ
MF:ノチェリーノ(7G) ファン・ボメル ムンタリ(1G) エマヌエルソン(1G)
FW:ロビーニョ(4G) パト(1G)
 サブ:アメーリア ジェペス(1G) ボネーラ ザンブロッタ(1G) アンブロジーニ(1G) エル・シャーラウィ(2G) インザーギ
 ベンチ外:ローマ ピシテッリ エリー デ・シリオ カルヴァーノ ヴァローティ インノチェンティ クリスタンテ
 出場停止:イブラヒモビッチ(15G)
 出場不可:ネスタ(1G) メスバ ガットゥーゾ フラミニ ストラッサー アクイラーニ(1G) メルケル セードルフ(2G) ボアテング(4G) カッサーノ(2G) マキシ・ロペス(1G)
監督:アッレグリ


ユベントス(3-5-2)
GK:ブッフォン
DF:バルザーリ ボヌッチ キエッリーニ
MF:リヒトシュタイナー ピルロ エステガリビア ビダル マルキージオ
FW:クアリアレッラ ボリエッロ
監督:コンテ


主審:タリアベント


首位攻防戦。勝点差はわずかに1。ただし、大寒波の影響でユベントスは1試合消化が少ない状態。


ミランは劣勢のウディネーゼ戦を終盤に逆転勝利、CLアーセナル戦を大勝、前節チェゼーナ戦もアウェーで完勝と公式戦3連勝中で波に乗っている。先日、イブラヒモビッチの暴力行為による出場停止処分の軽減が行われるか裁定があったが、3試合の出場停止は変わらず。よってこのユベントス戦まで出場停止。さらに代役を務めるべきマキシ・ロペスも負傷で招集外。ボアテングも間に合わなかった。攻撃力半減は否めないが、それでもパトが復帰し、このところロビーニョが好調で、さらにエマヌエルソンが前節ようやく持ち味を発揮して移籍後初ゴールも決めている。フラミニアクイラーニメルケルセードルフもまだ戻ってず、選択肢のない中盤だがノチェリーノと新加入のムンタリの飛び出しは期待できる。

今季はコパ・イタリアも含めてユベントスには公式戦2連敗中。スクデット獲得のためには勝たなければならない。


<前半>

15分:得点:ミラン:ノチェリーノ  ミラン先制!ユベントスディフェンス陣の繋ぎのミスから高い位置でカットすると、ノチェリーノがミドルシュートをゴールに突き刺した!今季8得点目


前半はノチェリーノのゴールでリードして折り返せたが、問題のシーンが1つ。コーナーキックからメクセスのヘディングシュートが弾かれてムンタリが押し込んだシュートが明らかに入ってた。これを主審、副審ともに見逃して本来なら2点のリードとなっていたはずだった。守備においてはミランのセンターバックコンビがユベントスの前線に全くボールを預けさせない対応でチャンスを作らせなかった。そしてロビーニョエマヌエルソンが好守に運動量豊富に動いて貢献していた。


<後半>

ハーフタイム:交代:ミラン:パト → エル・シャーラウィ

ハーフタイム:交代:ユベントス:エステガリビア → ペペ

54分:交代:ユベントス:ボリエッロブチニッチ

69分:交代:ユベントス:クアリアレッラ → マトリ

72分:交代:ミラン:エマヌエルソンアンブロジーニ  ムンタリエマヌエルソンのところに上がって、ムンタリのところにアンブロジーニが入った。

83分:得点:ユベントス:マトリ  ミスからの流れでスローインからペペの素早いクロスをマトリに決められた。

89分:退場:ユベントス:ビダル  ファン・ボメルに対して後ろからタックルを仕掛けて一発退場。


<結果>

ミラン 1-1 ユベントス


<得点>

ミラン 15分 ノチェリーノ

ユベントス 83分 マトリ


<チーム評価>

5.5


<個人評価>

アッビアーティ:6.5
アバーテ:5.5
メクセス:6.0
チアゴ・シウバ:6.5
アントニーニ:5.0
ノチェリーノ:6.5
ファン・ボメル:6.0
ムンタリ:5.5
エマヌエルソン:5.5
ロビーニョ:6.0
パト:3.5
エル・シャーラウィ:5.5
アンブロジーニ:5.5

アッレグリ:5.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ノチェリーノ


前半は良かったが後半にペペ、ブチニッチ、マトリと投入してきて次第にユベントスペースとなっていった。コンテの采配は見事だった。対してミランはパトが全くの不発。ほぼ何もすることなく前半で退いた。しかし負傷者を多く抱えるミランには交代の切り札がなかった。後半もノチェリーノやロビーニョが動き回って、エル・シャーラウィも奮闘したがチャンスはなし。堅いユベントスの守備網を突破することはできなかった。次第に苦しくなってきたミランはアンブロジーニを投入して凌ごうとする苦肉の策。ところが一瞬の隙を突かれてドローで終えることに。この前のウディネーゼには勝ったが、今季上位陣にホントに勝てない。ユベントスに対してもこれで1分1敗。さらにコパ・イタリアにおいてもホームで敗戦している。


<今後の日程(現地時間)>

3/3(土) 18:00 セリエA第26節 パレルモ(A)

3/6(火) 20:45 チャンピオンズリーグ決勝ラウンド1回戦2nd leg アーセナル(A)

3/11(日) 15:00 セリエA第27節 レッチェ(H)

3/18(日) 20:45 セリエA第28節 パルマ(A)

3/25(日) 20:45 セリエA第29節 ローマ(H)