ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

12/13ミラン移籍情報7月上旬までのまとめ

モントリーボ、トラオレに続き、GKガブリエル、DFアチェルビ、MFコンスタンと、補強を続けるミラン。

獲得選手の中で注目はマストゥールという若干14歳のMF。天才と言われるその才能に5年後、10年後が楽しみ。

そしてチアゴ・シウバが年棒大幅アップにより契約延長。イブラヒモビッチに次ぐ推定600万ユーロの年棒となった模様。

さらに退団確実と言われていたフラミニが一転、残留を表明し、こちらは大幅年棒ダウンで1年残ることとなった。

一方で、若き有望選手のメルケル、アディアーが別のチームへ行くことになった。特にメルケルは今のミランに欠けているテクニックのあるMFだっただけに残念。


今後はメスバ、タイウォ、そしてロビーニョに退団の噂があり、左サイドバックとフォワード、最も補強を望んでいると思われるアンカーに焦点が当てられる。



<12/13シーズン移籍>

◆IN

FW ステファン・エル・シャーラウィ (ジェノア) 保有権買取

MF リカルド・モントリーボ (フィオレンティーナ) フリー 〜2016年6月

MF バカイェ・トラオレ (ナンシー) フリー 〜2015年6月

MF ペレ・トゥンカラ・ゴメス (ジェノア) 保有権買取

MF ケヴィン・コンスタン (ジェノア) レンタル移籍(買取オプション付)

MF マッティア・ヴァローティ (アルビノレッフェ) 共同保有延長

MF ハキム・マストゥール (レッジャーナ)

MF サリー・ムンタリ (インテル) フリー 〜2014年6月

MF マルコ・ボルトーリ (ノバーラ) レンタル移籍

DF フランチェスコ・アチェルビ (ジェノア) 共同保有

DF ダヴィデ・パシフィコ (ノバーラ) 共同保有

GK ガブリエル・ヴァスコンセロス・フェレイラ (クルゼイロ) 〜2016年6月

GK エドアルド・パッツァーリ (フィオレンティーナ)


◆契約延長

FW ジャンマルコ・ジゴーニ 〜2015年6月

FW ステファン・エル・シャーラウィ ~2017年6月

MF マッシモ・アンブロジーニ 〜2013年6月

MF マシュー・フラミニ 〜2013年6月

MF アレッシオ・インノチェンティ 〜2015年6月

MF アドリア・カルモナ 〜2014年6月

DF マリオ・ジェペス 〜2013年6月

DF チアゴ・シウバ 〜2017年6月


◆OUT

FW ジャンマリオ・コミ (レッジーナ) レンタル移籍 〜2013年6月

FW フィリッポ・インザーギ 契約満了

FW ジャコモ・ベレッタ (ジェノア) 共同保有延長 〜2013年6月

FW シモーネ・ヴェルディ (トリノ) 共同保有延長 〜2013年6月

FW アルベルト・パロスキ (キエーボ) レンタル延長 〜2013年6月(保有権50%買取オプション付)

FW マキシ・ロペス (カターニア) レンタルバック

FW マルコ・ガエタ (レナーテ) レンタル延長 〜2013年6月

FW ドミニク・アディアー (アルセナルキエフ) 完全移籍

FW ジャンマルコ・ジゴーニ (プロヴェルチェッリ) レンタル移籍(買取オプション付) ~2013年6月

FW ナムディ・オドゥアマディ (ヴァレーゼ) レンタル移籍(買取オプション付) ~2013年6月

FW ズラタン・イブラヒモビッチ (パリ・サンジェルマン) 完全移籍

MF ジェンナーロ・ガットゥーゾ (シオン/スイス) 契約満了

MF ウィルフレッド・オスジ (パドバ) 共同保有延長 〜2013年6月

MF マルク・ファン・ボメル (PSV/オランダ) 契約満了

MF アレクサンデル・メルケル (ジェノア) 保有権譲渡

MF クラレンス・セードルフ (ボタフォゴ/ブラジル) 契約満了

MF アルベルト・アクイラーニ (リバプール/イングランド) レンタルバック

MF ルカ・ベルトーニ (シュドテイロル) レンタル移籍 ~2013年6月

MF シモーネ・カルヴァーノ (ベローナ) レンタル移籍(保有権50%買取オプション付) 〜2013年6月

MF マルコ・エツィオ・フォッサーティ (アスコリ) レンタル移籍 ~2013年6月

MF ダヴィデ・ディ・ジェンナーロ (スペツィア) 完全移籍

MF アレッシオ・インノチェンティ (プロヴェルチェッリ) レンタル移籍(買取オプション付) ~2013年6月

DF ジャンルカ・ザンブロッタ 契約満了

DF アレッサンドロ・ネスタ (モントリオール・インパクト/アメリカ) 契約満了

DF シモーネ・ロマニョーリ (ペスカーラ) 共同保有 〜2013年6月

DF ニコラ・パシーニ (ジェノア) 保有権譲渡

DF マッテオ・ダルミアン (パレルモ) 保有権譲渡

DF ルカ・サントノチート (レナーテ) レンタル移籍 〜2013年6月

DF アンドレア・デ・ヴィート (チッタデッラ) 共同保有 〜2013年6月

DF マルコ・バルダン (ノチェリーナ) 共同保有 ~2013年6月

DF リカルド・フェレイラ (エンポリ) レンタル移籍 ~2013年6月

DF チアゴ・シウバ (パリ・サンジェルマン) 完全移籍

DF マルコス・ディニス (レッチェ) レンタル移籍(買取オプション付) ~2013年6月

DF ロドリゴ・エリー (レッジーナ) レンタル移籍 ~2013年6月

GK フラビオ・ローマ (引退) 契約満了

GK リカルド・ピシテッリ (カラレーゼ) レンタル移籍 〜2013年6月



<12/13予想フォーメーション>

○4-3-1-2

       カッサーノ                パト

      (ロビーニョ)             (エル・シャーラウィ)

                 ボアテング

                 (コンスタン)

                 (ロビーニョ)

       コンスタン               ノチェリーノ

       (ムンタリ)               (フラミニ)

      (ストラッサー)              (トラオレ)

                 モントリーボ

                (アンブロジーニ)

アントニーニ                           アバーテ

(メスバ)                             (デ・シリオ)

(エマヌエルソン)                         (ボネーラ)

            アチェルビ       メクセス

            (ジェペス)       (ボネーラ)

                 アッビアーティ

                 (アメーリア)

                 (ガブリエル)



<11/12フォーメーション>

○4-3-1-2

      ロビーニョ                  イブラヒモビッチ

      (カッサーノ)                 (マキシ・ロペス)

     (エル・シャーラウィ)              (インザーギ)

       (パト)

                 ボアテング

                (エマヌエルソン)

                (ロビーニョ)

        ムンタリ               ノチェリーノ

      (アクイラーニ)             (ガットゥーゾ)

       (セードルフ)              (フラミニ)

                 ファン・ボメル

                 (アンブロジーニ)

アントニーニ                             アバーテ

 (メスバ)                              (ボネーラ)

(ザンブロッタ)                           (デ・シリオ)

           チアゴ・シウバ       ネスタ

            (ジェペス)        (メクセス)

                         (ボネーラ)

                  アッビアーティ

                  (アメーリア)

                   (ローマ)

モントリーボとトラオレを獲得

11/12シーズンが終了したミラン。

来季に向けて本格的にチーム改革が始まったが、まずはベテラン勢とのお別れ。

ネスタ、ザンブロッタファン・ボメルガットゥーゾインザーギと、次々と退団が発表された。

キャプテンであるアンブロジーニは2013年6月までの1年契約延長。


そして17日、12/13シーズン最初の補強が完了。

フィオレンティーナからリカルド・モントリーボ(27)を、ナンシーからバカイェ・トラオレ(27)をそれぞれフリートランスファーで獲得。

モントリーボは2016年6月までの4年契約。トラオレは2015年6月までの3年契約。ともに新生ミランの中盤を支えることになる。

2人ともに中盤ならばどこでもこなせるユーティリティプレーヤー。アッレグリ監督の現在の考えでは、モントリーボはアンカーに、トラオレは3センターの左右に起用する模様。



<12/13シーズン移籍>

◆IN

MF リカルド・モントリーボ (フィオレンティーナ) フリー 〜2016年6月

MF バカイェ・トラオレ (ナンシー) フリー 〜2015年6月


◆契約延長

MF マッシモ・アンブロジーニ 〜2013年6月

DF マリオ・ジェペス 〜2013年6月


◆OUT

FW フィリッポ・インザーギ 契約満了

MF ジェンナーロ・ガットゥーゾ 契約満了

MF マルク・ファン・ボメル 契約満了

DF ジャンルカ・ザンブロッタ 契約満了

DF アレッサンドロ・ネスタ 契約満了



<12/13予想フォーメーション>

○4-3-1-2

       カッサーノ                イブラヒモビッチ

      (ロビーニョ)                (マキシ・ロペス)

     (エル・シャーラウィ)              (パト)

                 ボアテング

                 (ロビーニョ)

                (エマヌエルソン)

        トラオレ               ノチェリーノ

       (ムンタリ)               (フラミニ)

      (アクイラーニ)             (セードルフ)

                 モントリーボ

                (アンブロジーニ)

アントニーニ                             アバーテ

 (メスバ)                              (ボネーラ)

(エマヌエルソン)                          (デ・シリオ)

           チアゴ・シウバ       メクセス

            (ジェペス)        (ボネーラ)

                         

                  アッビアーティ

                  (アメーリア)

                   (ローマ)



<11/12フォーメーション>

○4-3-1-2

      ロビーニョ                  イブラヒモビッチ

      (カッサーノ)                (マキシ・ロペス)

     (エル・シャーラウィ)             (インザーギ)

       (パト)

                 ボアテング

                (エマヌエルソン)

                (ロビーニョ)

        ムンタリ               ノチェリーノ

      (アクイラーニ)             (ガットゥーゾ)

       (セードルフ)              (フラミニ)

                 ファン・ボメル

                 (アンブロジーニ)

アントニーニ                             アバーテ

 (メスバ)                              (ボネーラ)

(ザンブロッタ)                           (デ・シリオ)

           チアゴ・シウバ       ネスタ

            (ジェペス)        (メクセス)

                          (ボネーラ)

                  アッビアーティ

                  (アメーリア)

                   (ローマ)

「ミラン vs ノバーラ」

11/12セリエA最終節


スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2012年5月13日15:00(現地時間)


<第37節終了時点>
ミラン:2位 勝点77 23勝8分6敗
ノバーラ:19位 勝点32 7勝11分19敗(降格決定)


<第19節結果(スタディオ・シルビオ・ピオラ)>
ノバーラ 0-3 ミラン


<スタメン>
ミラン(4-3-1-2)
GK:アメーリア
DF:ザンブロッタ(1G) メクセス ジェペス(1G) メスバ
MF:ガットゥーゾ(C) アクイラーニ(1G) セードルフ(2G) ボアテング(5G)
FW:イブラヒモビッチ(28G) カッサーノ(3G)
 サブ:ローマ ネスタ(1G) フラミニ ノチェリーノ(10G) ロビーニョ(6G) エル・シャーラウィ(2G) インザーギ
 ベンチ外:ピシテッリ エリー ファン・ボメル アンブロジーニ(1G) カルヴァーノ ストラッサー メルケル ヴァローティ カルモナ インノチェンティ クリスタンテ マキシ・ロペス(1G)
 出場停止:アバーテ
 出場不可:アッビアーティ チアゴ・シウバ(2G) ボネーラ デ・シリオ アントニーニ ムンタリ(3G) エマヌエルソン(2G) パト(1G) 
監督:アッレグリ


ノバーラ(4-3-1-2)
GK:フォンターナ
DF:モルガネッラ リスッツォ チェントゥリオーニ ガルシア
MF:ポルカーリ ペッシェ ジェミティ リゴーニ
FW:ジェダ カラッチョロ
監督:テッセル


主審:ベロット


11/12シーズンの最終節。

ミランは前節ミラノダービーに敗れ、スクデットユベントスに譲った。その試合でアッビアーティ、ボネーラ、デ・シリオ、ムンタリが負傷し、最後の最後までケガ人に泣かされることとなった。2位が確定したミランは先日長年ミランの主力としてチームを支えてきたネスタ、ガットゥーゾインザーギが今季限りでの退団を明かし、そしてわずか1年半の在籍でも中核として活躍したファン・ボメルもそれに続くことが決まった。さらにはザンブロッタセードルフらも退団が濃厚で、今季の最終戦はお別れ試合の色が濃くなることとなった。


<前半>

10分:交代:ミラン:ボアテングフラミニ  ボアテングが相手選手と接触して負傷。

20分:得点:ノバーラ:ガルシア  ノバーラがセットプレーから先制。フリーキックから流れてきたボールをガルシアが決めた。


試合開始前にはガットゥーゾ、ネスタ、インザーギティフォージに手を振っていた。試合そのものは順位の変動のない状況の中であることからも、プレッシャーのない選手たちがプレー。そんな中でも先制はノバーラで、その前にボアテングが負傷交代するという今季の悲劇っぷりを象徴している。


<後半>

56分:得点:ミラン:フラミニ  同点に追いついた!左サイドでボールを受けてキープしたカッサーノが、絶妙の間から絶妙のタイミングで走り込んできたフラミニへ!勢いのまま前に出るとそのまま流し込んで鮮やかな流れからゴール!

66分:交代:ノバーラ:カラッチョロ → ラドバノビッチ

67分:交代:ミラン:カッサーノインザーギ

82分:交代:ミラン:アクイラーニ → ネスタ

82分:得点:ミラン:インザーギ  スーペルピッポ!!セードルフから浮き球パスをインザーギらしい飛び出しから胸トラップボレーで逆転!!!

86分:交代:ノバーラ:ペッシェ → マッジョ


<結果>

ミラン 2-1 ノバーラ


<得点>

ミラン 56分 フラミニ
    82分 インザーギ

ノバーラ 20分 ガルシア


<チーム評価>

7.0


<個人評価>

アメーリア:5.5
ザンブロッタ:7.0
メクセス:4.5
ジェペス:5.5
メスバ:5.0
ガットゥーゾ:10.0
アクイラーニ:4.5
セードルフ:7.0
ボアテング:-
イブラヒモビッチ:6.0
カッサーノ:6.0
フラミニ:6.5
インザーギ:10.0
ネスタ:10.0

アッレグリ:6.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ガットゥーゾインザーギ、ネスタ


後半はフラミニ、そしてミランでのラストゴールを見事に決めたインザーギの活躍で逆転勝利。キャプテンマークを巻いたガットゥーゾ、途中出場のインザーギ、ネスタのラストゲーム。時間は無情にも過ぎていって、いつまでも見ていられると思っていた最高の選手たちのミランユニフォーム姿のプレー。もう見られないなんて嘘のようで。本当に来季いないのか信じられない。レジェンドたちのあのプレー、あのゴール。様々な栄光と悔しさと感動と…。本当にありがとう!

「インテル vs ミラン」

11/12セリエA第37節


スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2012年5月6日20:45(現地時間)


<第36節終了時点>
インテル:6位 勝点55 16勝7分13敗
ミラン:2位 勝点77 23勝8分5敗(3連勝中)


<第18節結果(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)>
ミラン 0-1 インテル


<スタメン>
インテル(4-2-3-1)
GK:ジュリオ・セーザル
DF:マイコン ルシオ サムエル 長友
MF:グアリン カンビアッソ サネッティ スナイデル アルバレス
FW:ディエゴ・ミリート
監督:ストラマッチョーニ


ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:アバーテ ネスタ(1G) ジェペス(1G) ボネーラ
MF:ノチェリーノ(10G) ファン・ボメル ムンタリ(3G) ボアテング(5G)
FW:イブラヒモビッチ(26G) ロビーニョ(6G)
 サブ:アメーリア メクセス デ・シリオ ガットゥーゾ アクイラーニ(1G) カッサーノ(3G) マキシ・ロペス(1G)
 ベンチ外:ピシテッリ エリー アンブロジーニ(1G) カルヴァーノ ストラッサー フラミニ メルケル ヴァローティ カルモナ インノチェンティ クリスタンテ  エル・シャーラウィ(2G)
 出場停止:なし
 出場不可:ローマ チアゴ・シウバ(2G) メスバ アントニーニ ザンブロッタ(1G) エマヌエルソン(2G) セードルフ(2G) パト(1G) インザーギ
監督:アッレグリ


主審:リッツォーリ


277回目のミラノダービー


ミランは右サイドバックにアバーテが復帰したが、センターバックチアゴ・シウバが間に合わずネスタと組むのはジェペス。左サイドバックも不在でボネーラが回った。最前線でイブラヒモビッチと組むのはロビーニョカッサーノはベンチスタートとなった。


<前半>

14分:得点:インテル:ディエゴ・ミリート  ファーストチャンスで先制点を許した。スナイデルのセットプレーからサムエルに折り返され、最後はディエゴ・ミリートに押し込まれた。

21分:交代:ミラン:ボネーラ → デ・シリオ  ボネーラにアクシデント。足を痛めて急遽交代。

34分:交代:ミラン:アッビアーティ → アメーリア  続けてミランにアクシデント。アッビアーティが右足ハムストリングを痛めてキーパー交代。

44分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ(PK)  ボアテングがエリア内でジュリオ・セーザルに倒されてPKを獲得!判定に納得のいかないジュリオ・セーザルがキッカーのイブラヒモビッチを挑発したが、イブラヒモビッチは動揺せず落ち着いて決めた!


やはり前半からいろいろあるダービー。試合の流れとしてはインテルの方が良かった。ミランが最初の決定機を外すと、先制点を献上し、ボネーラとアッビアーティが連続で負傷交代する最悪な流れ。その後PKでなんとか追いついた展開。持ち前の中盤からの飛び出しなどはなかった。突然の交代出場となったデ・シリオは攻撃参加はあまりできなかったが、守備面では無難にこなした。


<後半>

46分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ  後半開始早々に逆転!ボアテングのヒールでの流しからイブラヒモビッチが素晴らしいワンタッチでディフェンダーを置き去りにし、シュートも軽く浮かせて華麗にゴール!

52分:得点:インテル:ディエゴ・ミリート(PK)  アバーテがエリア内でディエゴ・ミリートを倒してPKを与え、これを決められ再び同点に。

62分:交代:インテル:グアリン → オビ

76分:交代:インテル:アルバレス → パッツィーニ

78分:交代:ミラン:ムンタリカッサーノ

79分:得点:インテル:ディエゴ・ミリート(PK)  パッツィーニがヘディングしたボールがマークについていたネスタの腕に当たりPKの判定。ディエゴ・ミリートに決められて今度はインテルが逆転。

84分:交代:インテル:スナイデルコルドバ

87分:得点:インテル:マイコン  強烈ミドルシュートを不意に突き刺された。


<結果>

インテル 4-2 ミラン


<得点>

インテル 14分 ディエゴ・ミリート
     52分 ディエゴ・ミリート(PK)
     79分 ディエゴ・ミリート(PK)
     87分 マイコン

ミラン 44分 イブラヒモビッチ(PK)
    46分 イブラヒモビッチ


<チーム評価>

4.5


<個人評価>

アッビアーティ:5.0
アバーテ:4.5
ネスタ:5.0
ジェペス:5.5
ボネーラ:5.0
ノチェリーノ:5.0
ファン・ボメル:5.5
ムンタリ:5.0
ボアテング:5.5
イブラヒモビッチ:6.0
ロビーニョ:4.5
デ・シリオ:5.5
アメーリア:5.5
カッサーノ:5.0

アッレグリ:5.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ディエゴ・ミリート


後半すぐに逆転に成功するもその後3失点してしまい逆転を許し、突き放された。今季インテルに対してもダブルを達成された。ミランは前半で2人が負傷交代し、2本のPKを献上する展開となったが結果だけでなく内容でも負けていた。ディエゴ・ミリートにはトリプレッタを、マイコンにはスーパーゴールを決められ合計4失点。カッサーノ投入も実らず成す術なく完敗。これでユベントススクデット獲得。ミランの2連覇はならなかった。アバーテがイエローカードの累積で最終節出場停止。


<今後の日程(現地時間)>

5/13(日) 20:45 セリエA第38節 ノバーラ(H)

「ミラン vs アタランタ」

11/12セリエA第36節


スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2012年5月2日20:45(現地時間)


<第35節終了時点>
ミラン:2位 勝点74 22勝8分5敗(2連勝中)
アタランタ:10位 勝点46 13勝13分9敗(2連勝中)


<第17節結果(スタディオ・アトレーティ・アズーリ・ディターリア)>
アタランタ 0-2 ミラン


<スタメン>
ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:デ・シリオ ネスタ(1G) メクセス アントニーニ
MF:ノチェリーノ(10G) アンブロジーニ(C/1G) ムンタリ(2G) ボアテング(5G)
FW:イブラヒモビッチ(26G) カッサーノ(3G)
 サブ:アメーリア ボネーラ ジェペス(1G) ガットゥーゾ フラミニ ファン・ボメル ロビーニョ(5G) マキシ・ロペス(1G)
 ベンチ外:ピシテッリ エリー メスバ ファン・ボメル カルヴァーノ ストラッサー メルケル ヴァローティ カルモナ インノチェンティ クリスタンテ アクイラーニ(1G) エル・シャーラウィ(2G)
 出場停止:なし
 出場不可:ローマ チアゴ・シウバ(2G) アバーテ ザンブロッタ(1G) エマヌエルソン(2G) セードルフ(2G) パト(1G) インザーギ
監督:アッレグリ


アタランタ(4-4-1-1)
GK:コンシッリ
DF:フェーリ ステンダルド ルッキーニ ペルーゾ
MF:ライモンディ チガリーニ カッツォーラ ボナベントゥーラ
FW:ティリボッキ デニス
監督:コラントゥオーノ


主審:グイダ


残り3節。


EL出場権争いもなく、残留争いもないアタランタ相手にホームで戦うミラン。アバーテが離脱して右サイドバックにはデ・シリオが入り、アンカーにはアンブロジーニがスタメン。フラミニは今季初めてベンチ入りを果たした。


<前半>

9分:得点:ミラン:ムンタリ  幸先良く先制!イブラヒモビッチがドリブルで持ち上がり、右に流れていたボアテングに渡すと、裏への浮き球パスに飛び出してきたムンタリがダイレクトで流し込んだ!


前半は1点先制したのみだったがゲームをコントロールし続けたミラン。特にボアテングのコンディションが良く、カッサーノイブラヒモビッチもどこにでも顔を出し、シュートもパスもあるという恐さを見せていた。しかしそのため攻撃が中央に偏り、アタランタディフェンスに上手く壁を作られ阻まれるシーンが多かった。守備面ではアッビアーティが1度ファインセーブを見せる場面があったが、ネスタとデ・シリオがアタランタ攻撃陣を沈黙させてピンチの数はほとんどなかった。


<後半>

53分:交代:アタランタ:フェーリ → スケロット

61分:交代:アタランタ:ボナベントゥーラ → モラレス

68分:交代:ミラン:カッサーノロビーニョ

73分:交代:ミラン:ボアテングフラミニ

77分:交代:アタランタ:ティリボッキ → カロッツァ

77分:交代:ミラン:アンブロジーニガットゥーゾ

90+3分:得点:ミラン:ロビーニョ  後半ロスタイムに追加点!交代で入ったロビーニョが試合を決めた!ロビーニョがドリブルで攻め上がったときに得たフリーキックイブラヒモビッチが直接ゴールを狙い、キーパーに弾かれたところにロビーニョが詰めて押し込んだ!


<結果>

ミラン 2-0 アタランタ


<得点>

ミラン 9分 ムンタリ
    90+3分 ロビーニョ


<チーム評価>

6.5


<個人評価>

アッビアーティ:6.0
デ・シリオ:6.0
ネスタ:7.0
メクセス:6.0
アントニーニ:6.0
ノチェリーノ:6.5
アンブロジーニ:6.0
ムンタリ:6.5
ボアテング:6.0
イブラヒモビッチ:7.0
カッサーノ:6.5
ロビーニョ:6.5
フラミニ:5.5
ガットゥーゾ:5.5

アッレグリ:6.5


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ネスタ


試合終了間際にようやく突き放す追加点を奪えたが負ける要素はなく完勝。これで3連勝。安心して見ていられる試合は久しぶりだっただろうか。攻撃もそのラストパスが思い通り通れば決定機、という場面も多くプレーに余裕が見られた。珍しくイブラヒモビッチが決定機を外すところもあった。前半に続いてネスタが守備の要として君臨。鉄壁ぶりを披露。そして今シーズン初出場となったフラミニ。今季共に長期離脱となっていたガットゥーゾカッサーノも出場し、ようやく戻ってきたという感じ。


<今後の日程(現地時間)>

5/6(日) 20:45 セリエA第37節 インテル(A)

5/13(日) 20:45 セリエA第38節 ノバーラ(H)

「シエナ vs ミラン」

11/12セリエA第35節


スタジアム:スタディオ・アルテミオ・フランキ(シエナ)
キックオフ:2012年4月29日15:00(現地時間)


<第34節終了時点>
シエナ:11位 勝点43 11勝10分13敗
ミラン:2位 勝点71 21勝8分5敗


<第16節結果(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)>
ミラン 2-0 シエナ


<スタメン>
GK:ブルキッチ
DF:ビティエッロ ロッセッティーニ テルツィ デル・グロッソ
MF:ブリエンツァ ベルガッソーラ ガッツィ グロッシ
FW:ラロンド デストロ
監督:サンニーノ


ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:アバーテ ボネーラ ジェペス(1G) メスバ
MF:ガットゥーゾ ファン・ボメル ムンタリ(2G) ボアテング(5G)
FW:イブラヒモビッチ(24G) カッサーノ(2G)
 サブ:アメーリア メクセス アントニーニ ノチェリーノ(9G) アクイラーニ(1G) エル・シャーラウィ(2G) マキシ・ロペス(1G)
 ベンチ外:ピシテッリ ネスタ(1G) エリー デ・シリオ カルヴァーノ ストラッサー メルケル ヴァローティ カルモナ インノチェンティ クリスタンテ
 出場停止:なし
 出場不可:ローマ チアゴ・シウバ(2G) ザンブロッタ(1G) アンブロジーニ(1G) フラミニ エマヌエルソン(2G) セードルフ(2G) ロビーニョ(5G) パト(1G) インザーギ
監督:アッレグリ


主審:ブリーギ


ミランは復帰濃厚と思われていたチアゴ・シウバが無理をさせることができないとして招集見送り。ボネーラが出場停止明けでジェペスとセンターバックコンビ。ネスタ、アントニーニ、ノチェリーノも休養。


<前半>

27分:得点:ミラン:カッサーノ  ミラン先制!イブラヒモビッチのシュート性の折り返しをキーパーが弾き、詰めていたカッサーノが決めた!

29分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ  即座に追加点!今度はカッサーノのラストパスをエリア内で受けたイブラヒモビッチが左足を振り抜いて今季25点目!

36分:交代:シエナ:テルツィ → コンティーニ


序盤から攻撃に出ていたミランが引いていたシエナの守備を打開したのは27分。カッサーノの久しぶりのゴールで先制し、すぐさまイブラヒモビッチの得点で突き放して優位に立った。シエナには決定機が1回。これはシエナのミスで救われた。カッサーノに加えて久々スタメンのガットゥーゾやメスバも張り切ってプレー。逆に得点は決めたものの、主審の判定に不満を表したイブラヒモビッチはやる気のないプレーも見せた。


<後半>

54分:交代:シエナ:ラロンド → ボルゾーニ

60分:交代:ミラン:ムンタリアクイラーニ

65分:交代:シエナ:グロッシ → ボグダニ

75分:交代:ミラン:ガットゥーゾ → ノチェリーノ

80分:交代:ミラン:ボアテング → エル・シャーラウィ

83分:得点:シエナ:ボグダニ  右サイドを崩され、デストロのシュートはアッビアーティが防いだものの、そのこぼれたボールをボグダニが押し込んで1点返された。

90分:得点:ミラン:ノチェリーノ  貴重な追加点!交代で入ったノチェリーノが高い位置でインターセプトすると、そのままドリブルで持ち上がってエリア内でもディフェンダーをかわして落ち着いてフィニッシュ!今季10点目!

90+4分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ  ダメ押し弾で締めくくった!カッサーノが最前線でディフェンダーを引きつ行けてキープすると、イブラヒモビッチにこの試合2度目のラストパス!イブラヒモビッチがきっちり決めて花を添えた!


<結果>

シエナ 1-4 ミラン


<得点>

シエナ 83分 ボグダニ

ミラン 27分 カッサーノ
    29分 イブラヒモビッチ
    90分 ノチェリーノ
    90+4分 イブラヒモビッチ


<チーム評価>

6.0


<個人評価>

アッビアーティ:5.5
アバーテ:5.5
ボネーラ:6.0
ジェペス:6.0
メスバ:5.0
ガットゥーゾ:5.5
ファン・ボメル:6.0
ムンタリ:5.5
ボアテング:5.5
イブラヒモビッチ:6.0
カッサーノ:6.5
アクイラーニ:5.0
ノチェリーノ:6.0
エル・シャーラウィ:5.5

アッレグリ:6.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

カッサーノ


後半1点返されたが残り時間しっかり攻めてさらに2得点して勝利。カッサーノは1ゴール2アシストでフル出場の活躍。イブラヒモビッチと交互にボールを受けに引いてくることもできて、パスも出せるからやはり存在は大きい。そして連携も最も良いコンビと思わせた。守備陣は1失点したが崩しが見事だったし、それ以外ピンチはほとんどなかった。さらに1点差にされた後に結果的に2点奪って突き放せたのが良かった。ノチェリーノは中盤の選手だが今季2ケタ得点を記録して準ストライカーぶりを見せつけた。対照的にアクイラーニは今回もアピールできず、存在感を示すことはできなかった。メスバもそう。2人とも動いてはいるがボールを効果的なところに送れない。


<今後の日程(現地時間)>

5/2(水) 20:45 セリエA第36節 アタランタ(H)

5/6(日) 20:45 セリエA第37節 インテル(A)

5/13(日) 20:45 セリエA第38節 ノバーラ(H)

「ミラン vs ジェノア」

11/12セリエA第33節(延期試合分)


スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2012年4月25日18:00(現地時間)


<第34節終了時点(今試合未消化)>
ミラン:2位 勝点68 20勝8分5敗
ジェノア:17位 勝点36 9勝9分15敗


<第14節結果(スタディオ・ルイジ・フェラーリス)>
ジェノア 0-2 ミラン


<スタメン>
ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:アバーテ ネスタ(1G) ジェペス(1G) アントニーニ
MF:ノチェリーノ(9G) ファン・ボメル ムンタリ(2G) エマヌエルソン(2G)
FW:イブラヒモビッチ(24G) エル・シャーラウィ(2G)
 サブ:アメーリア メスバ ガットゥーゾ アクイラーニ(1G) ボアテング(4G) カッサーノ(2G) マキシ・ロペス(1G)
 ベンチ外:ピシテッリ エリー デ・シリオ カルヴァーノ ストラッサー メルケル ヴァローティ セードルフ(2G) カルモナ インノチェンティ クリスタンテ ロビーニョ(5G)
 出場停止:ボネーラ
 出場不可:ローマ チアゴ・シウバ(2G) メクセス ザンブロッタ(1G) アンブロジーニ(1G) フラミニ パト(1G) インザーギ
監督:アッレグリ


ジェノア(4-5-1)
GK:フレイ
DF:スクッリ グランクビスト カラーゼ モレッティ
MF:ビルサ クツカ ベルスキ ビオンディーニ ヤンコビッチ
FW:パラシオ
監督:デカーニオ


主審:ゲルバソーニ


残り5試合。


メスバとボアテング復帰のミラン。しかしセードルフロビーニョが招集外でチアゴ・シウバアンブロジーニインザーギも間に合わなかった。ボネーラは前節のレッドカードで出場停止。


ジェノアも長い間勝利がなく、降格圏目前で前節にはウルトラスによる暴動もあって混乱の最中にある。


<前半>

前半は0-0。これといった決定機もなく、とても点の入りそうにない展開。最近の退屈な内容は変わらず。


<後半>

50分:交代:ミラン:エル・シャーラウィ → カッサーノ  ファン・ボメルボアテング

70分:交代:ジェノア:ビルサ → カルバーリョ

72分:退場:ジェノア:ヤンコビッチ  2枚目のイエロー。

76分:交代:ジェノア:スクッリ → マサフドゥ

80分:交代:ミラン:アントニーニ → マキシ・ロペス

81分:交代:ジェノア:ベルスキ → ミゲウ・ベローゾ

86分:得点:ミラン:ボアテング  今季5得点目!左サイドバックに回っていたエマヌエルソンからのクロスが流れてきて、ファーサイドにいたボアテングが角度のないところから振り抜いて貴重な1点を決めた!


<結果>

ミラン 1-0 ジェノア


<得点>

ミラン 86分 ボアテング


<チーム評価>

5.0


<個人評価>

アッビアーティ:5.5
アバーテ:5.0
ネスタ:6.0
ジェペス:5.5
アントニーニ:5.0
ノチェリーノ:4.5
ファン・ボメル:5.0
ムンタリ:5.0
エマヌエルソン:5.0
イブラヒモビッチ:4.5
エル・シャーラウィ:4.5
カッサーノ:5.5
ボアテング:6.0
マキシ・ロペス:-

アッレグリ:5.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ボアテング


後半からカッサーノボアテングが投入されるとシュートチャンスが増えたミラン。そのボアテングの終盤のゴールでなんとか勝ち点3。イブラヒモビッチやノチェリーノの持ち味が最近は全く出ていないから特にカッサーノボアテングの存在が大きい。スタメンでコンスタントに出場できるようになることを願う。エマヌエルソンは起用するならとりあえず左サイドバックにしてほしい。そして中盤に中距離、長距離の正確なパスを出せる選手がいない。ベテランコンビのセンターバック2人はらしさを出して無失点に貢献。


<今後の日程(現地時間)>

4/29(日) 15:00 セリエA第35節 シエナ(A)

5/2(水) 20:45 セリエA第36節 アタランタ(H)

5/6(日) 20:45 セリエA第37節 インテル(A)

5/13(日) 20:45 セリエA第38節 ノバーラ(H)

「ミラン vs ボローニャ」

11/12セリエA第34節


スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2012年4月14日18:00(現地時間)


<第32節終了時点(第33節は延期)>
ミラン:2位 勝点67 20勝7分5敗
ボローニャ:12位 勝点40 10勝10分12敗


<第15節結果(スタディオ・レナート・ダッラーラ)>
ボローニャ 2-2 ミラン


<スタメン>
ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:アバーテ ネスタ(1G) ボネーラ アントニーニ
MF:ノチェリーノ(9G) ファン・ボメル ムンタリ(2G) セードルフ(C/2G)
FW:イブラヒモビッチ(23G) ロビーニョ(5G)
 サブ:アメーリア ジェペス(1G) ガットゥーゾ アクイラーニ(1G) エマヌエルソン(2G) カッサーノ(2G) マキシ・ロペス(1G)
 ベンチ外:ピシテッリ エリー デ・シリオ カルヴァーノ ストラッサー メルケル ヴァローティ カルモナ インノチェンティ クリスタンテ エル・シャーラウィ(2G)
 出場停止:なし
 出場不可:ローマ チアゴ・シウバ(2G) メクセス ザンブロッタ(1G) メスバ アンブロジーニ(1G) フラミニ ボアテング(4G) パト(1G) インザーギ
監督:アッレグリ


ボローニャ(3-4-2-1)
GK:アリアルディ
DF:ラッジ ボルタノーバ ケルビン
MF:ガーリッチュ ペレス ムティンガイ モルレオ ラミレス ディアマンティ
FW:ディ・バイオ(C)
監督:ピオーリ


主審:デ・マルコ


第33節はモロジーニ選手の不幸があって延期となった。


32節の出場停止からボネーラ、アンブロジーニアクイラーニがサスペンション明けだがアンブロジーニは負傷離脱。アバーテ、アントニーニ、ファン・ボメルメルケルが復帰。



<前半>

26分:得点:ボローニャ:ラミレス  ミスから失点。ファン・ボメルがディアマンティにボールを奪われ、ディフェンスラインに戻り切れていないところをショートカウンターのように仕掛けられて最後はラミレスに押し込まれた。


ボローニャが狙い通りに進めた前半。引いて守ってカウンター。狙いもはっきりしていて分かり易かったが、その網にかかって先制点を献上してしまった。ミランは両サイドバックも上がってしっかり繋いでノチェリーノの飛び出しとかゴール前に攻めることはできていたがイブラヒモビッチは決定機を外し、ミドルシュートは枠を捉えられなかった。


<後半>

56分:交代:ミラン:セードルフカッサーノ

69分:交代:ミラン:アントニーニ → エマヌエルソン

73分:交代:ミラン:ファン・ボメルアクイラーニ

74分:交代:ボローニャ:ディ・バイオアクアフレスカ

82分:退場:ミラン:ボネーラ  2枚目のイエローで退場。

88分:交代:ボローニャ:ラミレス → コネ

90分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ  左サイドバックに入ったエマヌエルソンのクロスをファーサイドイブラヒモビッチがダイレクトで流し込んで同点!


<結果>

ミラン 1-1 ボローニャ


<得点>

ミラン 90分 イブラヒモビッチ

ボローニャ 26分 ラミレス


<チーム評価>

4.5


<個人評価>

アッビアーティ:5.0
アバーテ:5.0
ボネーラ:4.0
ネスタ:5.5
アントニーニ:4.5
ノチェリーノ:5.0
ファン・ボメル:4.0
ムンタリ:4.5
セードルフ:4.5
イブラヒモビッチ:5.5
ロビーニョ:4.5
カッサーノ:5.5
エマヌエルソン:6.0
アクイラーニ:4.0

アッレグリ:4.5


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ラミレス


ミランは痛すぎるドロー。残り試合全て勝たなければ可能性がほぼない状態であったのに、終了間際にようやく追いついての勝点1。ボローニャは確かに堅守であったが、得点の奪えない感じではなかった。良かったのはカッサーノエマヌエルソンの投入。カッサーノはキラーパス、エマヌエルソンは左サイドからのクロスでチャンスを演出。逆にそれ以外は崩しの選択肢がない。攻めのパターンが少な過ぎる。狭い場所で正確なパスやコントロールができるのがイブラヒモビッチカッサーノだけ。両サイドからはエマヌエルソン以外は切り込んでいくことも効果的なクロスが上がることもなかった。そしてミドルシュートもない。カウンターも遅い。ボネーラは次節出場停止。


<今後の日程(現地時間)>

4/25(水) 18:00 セリエA第33節 ジェノア(H)

4/29(日) 15:00 セリエA第35節 シエナ(A)

5/2(水) 20:45 セリエA第36節 アタランタ(H)

5/6(日) 20:45 セリエA第37節 インテル(A)

5/13(日) 20:45 セリエA第38節 ノバーラ(H)

「キエーボ vs ミラン」

11/12セリエA第32節


スタジアム:スタディオ・マルク・アントニオ・ベンテゴディ(ベローナ)
キックオフ:2012年4月10日20:45(現地時間)


<第31節終了時点>
キエーボ:9位 勝点42 11勝9分11敗(2連勝中)
ミラン:2位 勝点64 19勝7分5敗


<第13節結果(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)>
ミラン 4-0 キエーボ


<スタメン>
キエーボ(4-3-1-2)
GK:ソレンティーノ
DF:サルド ダイネッリ アチェルビ フレイ
MF:ブラッドリー リゴーニ サンマルコ テレオ
FW:ペリッシェル(C) パロスキ
監督:ディカルロ


ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:デ・シリオ ネスタ(1G) ジェペス(1G) ザンブロッタ(1G)
MF:ガットゥーゾ(C) ムンタリ(1G) ノチェリーノ(9G) セードルフ(2G)
FW:イブラヒモビッチ(23G) ロビーニョ(5G)
 サブ:アメーリア メクセス ストラッサー エマヌエルソン(2G) エル・シャーラウィ(2G) カッサーノ(2G) マキシ・ロペス(1G)
 ベンチ外:ピシテッリ エリー カルヴァーノ フラミニ ヴァローティ カルモナ インノチェンティ クリスタンテ
 出場停止:ボネーラ アンブロジーニ(1G) アクイラーニ(1G)
 出場不可:ローマ チアゴ・シウバ(2G) アバーテ アントニーニ メスバ ファン・ボメル メルケル ボアテング(4G) パト(1G) インザーギ
監督:アッレグリ


主審:バレリ


ミランは前節フィオレンティーナに逆転負けを喫してユベントスに首位の座を明け渡した。残り7節、全て勝利しなければならない。チアゴ・シウバ、アバーテ、アントニーニ、メスバが離脱中で、ボネーラが累積出場停止ということで最終ラインが危機的状況。中盤もフラミニ、ストラッサーが復帰招集されたがファン・ボメルアンブロジーニが欠場でアンカー不在。デ・シリオはセリエAデビュー。ガットゥーゾは7ヶ月ぶり、ジェペスは4ヶ月ぶりのスタメン。


<前半>

8分:得点:ミラン:ムンタリ  早々にミラン先制!カウンターから狙い通りの速攻は出来なかったが、タイミング良く上がってきたムンタリが流れてきたボールを拾うと思い切りよくミドルシュートを放って素晴らしいコースに突き刺した!


早い時間帯に先制したものの、それ以外ではほとんどチャンスがなく、キエーボに押されっ放しだった。不安定な最終ラインは相手にシュートを何本も打たれ、奪ったボールも中盤にすら繋げず、当然最前線に渡るわけもなく。奪ったボールをシュートまで繋げたのはキエーボの方だった。


<後半>

62分:交代:ミラン:ガットゥーゾ → エル・シャーラウィ

65分:交代:キエーボ:サンマルコ → ルシアーノ

68分:交代:ミラン:ロビーニョエマヌエルソン

70分:交代:キエーボ:パロスキクルサード

74分:交代:キエーボ:サルド → セサル

88分:交代:ミラン:セードルフ → ストラッサー


<結果>

キエーボ 0-1 ミラン


<得点>

ミラン 8分 ムンタリ


<チーム評価>

5.0


<個人評価>

アッビアーティ:6.5
デ・シリオ:5.5
ネスタ:5.5
ジェペス:5.0
ザンブロッタ:5.0
ガットゥーゾ:5.5
ムンタリ:6.5
ノチェリーノ:5.5
セードルフ:5.5
イブラヒモビッチ:5.5
ロビーニョ:4.5
エル・シャーラウィ:5.5
エマヌエルソン:4.5
ストラッサー:-

アッレグリ:5.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ムンタリ


後半が始まってからは前半と同様に押し込まれる時間帯が続いたが、そこを凌ぐとキエーボの攻撃も沈静化。ミランにも決定機はなく、こう着状態のままタイムアップ。結局前半早々の先制点が決勝点となり、内容は悪いながらも勝点3を手にする形となった。最後までヒヤヒヤする展開でいつ点が取れるのかより、いつ取られるかの方が圧倒的に可能性が高かった。ネスタ、セードルフは万全ではなく、ジェペス、ガットゥーゾは今季ほとんど出場がなく久々のスタメン、デ・シリオにセリエAデビューをさせざるをえなかった。アンカーもムンタリを回してというあまりにもメンバーが入れ替わったということはあったが、完全に支配されてしまったのは不甲斐ない。


<今後の日程(現地時間)>

4/14(土) 18:00 セリエA第33節 ジェノア(H)

4/22(日) 15:00 セリエA第34節 ボローニャ(H)

4/29(日) 15:00 セリエA第35節 シエナ(A)

5/2(水) 20:45 セリエA第36節 アタランタ(H)

5/6(日) 20:45 セリエA第37節 インテル(A)

「ミラン vs フィオレンティーナ」

11/12セリエA第31節


スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2012年4月7日15:00(現地時間)


<第30節終了時点>
ミラン:1位 勝点64 19勝7分4敗
フィオレンティーナ:17位 勝点33 8勝9分13敗


<第12節結果(スタディオ・アルテミオ・フランキ)>
フィオレンティーナ 0-0 ミラン


<スタメン>
ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:アバーテ ボネーラ メクセス ザンブロッタ(1G)
MF:ノチェリーノ(9G) アンブロジーニ(C/1G) ムンタリ(1G) エマヌエルソン(2G)
FW:イブラヒモビッチ(22G) マキシ・ロペス(1G)
 サブ:アメーリア ジェペス(1G) ガットゥーゾ アクイラーニ(1G) エル・シャーラウィ(2G) カッサーノ(2G) ロビーニョ(5G)
 ベンチ外:ローマ ピシテッリ ネスタ(1G) エリー デ・シリオ メルケル カルヴァーノ ヴァローティ カルモナ インノチェンティ クリスタンテ
 出場停止:なし
 出場不可:チアゴ・シウバ(2G) アントニーニ メスバ ファン・ボメル フラミニ ストラッサー セードルフ(2G) ボアテング(4G) パト(1G) インザーギ
監督:アッレグリ


フィオレンティーナ(3-5-2)
GK:ボルツ
DF:カンポレーゼ ナターリ ナスタシッチ
MF:デ・シルベストリ ベーラミ パスクアル ハルジャ ラッツァーリ
FW:ヨベティッチ リャイッチ
監督:ロッシ


主審:チェリ


前節引き分けで連勝が止まり、CLもバルセロナに敗れスクデット1本になったミラン。それでもカッサーノ復帰という大きな朗報があった。約5ヵ月半ぶりの招集。メスバとムンタリが出場停止明けだが、メスバは招集外。パトはCLバルセロナ戦でまた負傷して再離脱。今季絶望の見通し。


フィオレンティーナはここ5試合勝利なし。降格圏目前となってしまっている。モントリーボが累積で出場停止。


<前半>

31分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ(PK)  マキシ・ロペスがエリア内で引っ張られて倒されたことからPKを獲得し、イブラヒモビッチが確実に沈めて先制した!


先制して折り返すも圧倒していい相手に想像以上に苦しんだ。PK以外ではフリーキックからムンタリが詰めたところとマキシ・ロペスの胸トラップボレーのところ。ともにイブラヒモビッチ絡み。どちらかでも決まってほしかった。フィオレンティーナは好守に人数をかけ、やはりヨベティッチが恐い存在に。アンブロジーニ、ボネーラ、メクセスもヨベティッチを止めるには苦労していた。


<後半>

47分:得点:フィオレンティーナ:ヨベティッチ  ディフェンスラインの裏を突かれて完全にキーパーとの1対1の場面を作られて同点に。

53分:交代:ミラン:アンブロジーニアクイラーニ

62分:交代:ミラン:エマヌエルソンロビーニョ

69分:交代:フィオレンティーナ:カンポレーゼ → フェリペ

77分:交代:フィオレンティーナ:リャイッチ → アマウリ

84分:交代:ミラン:ザンブロッタカッサーノ

86分:交代:フィオレンティーナ:ハルジャ → オリベイラ

89分:得点:フィオレンティーナ:アマウリ  メクセスのクリアミスボールをアマウリに拾われ、ヨベティッチとのワンツーから最後はアマウリに決められて逆転を許した。

<結果>

ミラン 1-2 フィオレンティーナ


<得点>

ミラン 31分 イブラヒモビッチ(PK)

フィオレンティーナ 47分 ヨベティッチ
          89分 アマウリ


<チーム評価>

3.5


<個人評価>

アッビアーティ:5.0
アバーテ:4.5
ボネーラ:4.5
メクセス:4.0
ザンブロッタ:5.5
ノチェリーノ:4.0
アンブロジーニ:5.0
ムンタリ:4.5
エマヌエルソン:4.0
イブラヒモビッチ:4.0
マキシ・ロペス:5.5
アクイラーニ:4.5
ロビーニョ:4.5
カッサーノ:-

アッレグリ:4.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ヨベティッチ


今季絶不調のフィオレンティーナに逆転負け。フィオレンティーナは最後までしっかり守って、何度もカウンターで辛抱強く勝負を挑んだ。対するミランは今季最悪のゲーム。チーム全体の士気の低さが信じられなかった。バルセロナ戦のショックをいつまでも引きずっている場合ではない。残りの試合こんな内容が続くようならスクデットはない。カッサーノがせっかく途中出場してお祝いも兼ねたいところだったが、それどころではなかった。ただただ悲しい。ボネーラ、アンブロジーニアクイラーニがイエローカードを受けて次節出場停止。


<今後の日程(現地時間)>

4/10(火) 20:45 セリエA第32節 キエーボ(A)

4/14(土) 18:00 セリエA第33節 ジェノア(H)

4/22(日) 15:00 セリエA第34節 ボローニャ(H)

4/29(日) 15:00 セリエA第35節 シエナ(A)

5/2(水) 20:45 セリエA第36節 アタランタ(H)