ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「シエナ vs ミラン」

11/12セリエA第35節


スタジアム:スタディオ・アルテミオ・フランキ(シエナ)
キックオフ:2012年4月29日15:00(現地時間)


<第34節終了時点>
シエナ:11位 勝点43 11勝10分13敗
ミラン:2位 勝点71 21勝8分5敗


<第16節結果(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)>
ミラン 2-0 シエナ


<スタメン>
GK:ブルキッチ
DF:ビティエッロ ロッセッティーニ テルツィ デル・グロッソ
MF:ブリエンツァ ベルガッソーラ ガッツィ グロッシ
FW:ラロンド デストロ
監督:サンニーノ


ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:アバーテ ボネーラ ジェペス(1G) メスバ
MF:ガットゥーゾ ファン・ボメル ムンタリ(2G) ボアテング(5G)
FW:イブラヒモビッチ(24G) カッサーノ(2G)
 サブ:アメーリア メクセス アントニーニ ノチェリーノ(9G) アクイラーニ(1G) エル・シャーラウィ(2G) マキシ・ロペス(1G)
 ベンチ外:ピシテッリ ネスタ(1G) エリー デ・シリオ カルヴァーノ ストラッサー メルケル ヴァローティ カルモナ インノチェンティ クリスタンテ
 出場停止:なし
 出場不可:ローマ チアゴ・シウバ(2G) ザンブロッタ(1G) アンブロジーニ(1G) フラミニ エマヌエルソン(2G) セードルフ(2G) ロビーニョ(5G) パト(1G) インザーギ
監督:アッレグリ


主審:ブリーギ


ミランは復帰濃厚と思われていたチアゴ・シウバが無理をさせることができないとして招集見送り。ボネーラが出場停止明けでジェペスとセンターバックコンビ。ネスタ、アントニーニ、ノチェリーノも休養。


<前半>

27分:得点:ミラン:カッサーノ  ミラン先制!イブラヒモビッチのシュート性の折り返しをキーパーが弾き、詰めていたカッサーノが決めた!

29分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ  即座に追加点!今度はカッサーノのラストパスをエリア内で受けたイブラヒモビッチが左足を振り抜いて今季25点目!

36分:交代:シエナ:テルツィ → コンティーニ


序盤から攻撃に出ていたミランが引いていたシエナの守備を打開したのは27分。カッサーノの久しぶりのゴールで先制し、すぐさまイブラヒモビッチの得点で突き放して優位に立った。シエナには決定機が1回。これはシエナのミスで救われた。カッサーノに加えて久々スタメンのガットゥーゾやメスバも張り切ってプレー。逆に得点は決めたものの、主審の判定に不満を表したイブラヒモビッチはやる気のないプレーも見せた。


<後半>

54分:交代:シエナ:ラロンド → ボルゾーニ

60分:交代:ミラン:ムンタリアクイラーニ

65分:交代:シエナ:グロッシ → ボグダニ

75分:交代:ミラン:ガットゥーゾ → ノチェリーノ

80分:交代:ミラン:ボアテング → エル・シャーラウィ

83分:得点:シエナ:ボグダニ  右サイドを崩され、デストロのシュートはアッビアーティが防いだものの、そのこぼれたボールをボグダニが押し込んで1点返された。

90分:得点:ミラン:ノチェリーノ  貴重な追加点!交代で入ったノチェリーノが高い位置でインターセプトすると、そのままドリブルで持ち上がってエリア内でもディフェンダーをかわして落ち着いてフィニッシュ!今季10点目!

90+4分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ  ダメ押し弾で締めくくった!カッサーノが最前線でディフェンダーを引きつ行けてキープすると、イブラヒモビッチにこの試合2度目のラストパス!イブラヒモビッチがきっちり決めて花を添えた!


<結果>

シエナ 1-4 ミラン


<得点>

シエナ 83分 ボグダニ

ミラン 27分 カッサーノ
    29分 イブラヒモビッチ
    90分 ノチェリーノ
    90+4分 イブラヒモビッチ


<チーム評価>

6.0


<個人評価>

アッビアーティ:5.5
アバーテ:5.5
ボネーラ:6.0
ジェペス:6.0
メスバ:5.0
ガットゥーゾ:5.5
ファン・ボメル:6.0
ムンタリ:5.5
ボアテング:5.5
イブラヒモビッチ:6.0
カッサーノ:6.5
アクイラーニ:5.0
ノチェリーノ:6.0
エル・シャーラウィ:5.5

アッレグリ:6.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

カッサーノ


後半1点返されたが残り時間しっかり攻めてさらに2得点して勝利。カッサーノは1ゴール2アシストでフル出場の活躍。イブラヒモビッチと交互にボールを受けに引いてくることもできて、パスも出せるからやはり存在は大きい。そして連携も最も良いコンビと思わせた。守備陣は1失点したが崩しが見事だったし、それ以外ピンチはほとんどなかった。さらに1点差にされた後に結果的に2点奪って突き放せたのが良かった。ノチェリーノは中盤の選手だが今季2ケタ得点を記録して準ストライカーぶりを見せつけた。対照的にアクイラーニは今回もアピールできず、存在感を示すことはできなかった。メスバもそう。2人とも動いてはいるがボールを効果的なところに送れない。


<今後の日程(現地時間)>

5/2(水) 20:45 セリエA第36節 アタランタ(H)

5/6(日) 20:45 セリエA第37節 インテル(A)

5/13(日) 20:45 セリエA第38節 ノバーラ(H)