「ミラン vs バルセロナ」
11/12チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝1st leg
スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ/イタリア)
キックオフ:2012年3月28日20:45(現地時間)
<決勝トーナメント1回戦結果>
ミラン 4-3 アーセナル
レバークーゼン 2-10 バルセロナ
<スタメン>
ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:ボネーラ メクセス ネスタ アントニーニ
MF:ノチェリーノ アンブロジーニ(C) セードルフ ボアテング(3G)
FW:イブラヒモビッチ(5G) ロビーニョ(3G)
サブ:アメーリア ジェペス メスバ アクイラーニ エマヌエルソン エル・シャーラウィ マキシ・ロペス
ベンチ外:ローマ デ・シリオ ザンブロッタ カルバーノ インノチェンティ ガンツ
出場停止:ファン・ボメル
出場不可:アバーテ チアゴ・シウバ(1G) メルケル パト(2G)
監督:アッレグリ
バルセロナ(4-3-3)
GK:ビクトル・バルデス
DF:ダニエウ・アウベス マスチェラーノ ピケ プジョル(C)
MF:シャビ セルヒオ・ブスケッツ セイドゥ・ケイタ
FW:アレクシス・サンチェス メッシ イニエスタ
監督:グァルディオラ
主審:エリクソン
グループステージで戦ったミランとバルセロナが準々決勝で早くも再戦。
ミランはセリエAで4連勝中。アンブロジーニが出場停止明けだが、替わりにファン・ボメルが累積で出場停止。さらに守備の要であるチアゴ・シウバが先日のローマ戦で痛めていた足を悪くしてしまい約1ヶ月の離脱。ロビーニョ、マキシ・ロペスは間に合ったが、アバーテとメルケルは間に合わなかった。
バルセロナはリーガで7連勝中。ビジャはまだ復帰しないものの、クエンカやテージョといった若手の台頭が目立っている。
<前半>
2度あったビッグチャンスを活かしたかった。ほとんど攻めることがなく、圧倒的にポゼッションはバルセロナだった。そしてミランは引いた。ボールを奪われた直後、すぐにプレッシャーをかけられる状況なら獲りに行き、そうでなければ完全に引いた。バイタルエリアでも仕掛けられるまで獲りに行かなかった。ただ、バルセロナもピッチに足をとられたりして思い通りにはプレーできていなかった。ミランはやっとボールをカットしてもセカンドボールはすぐに拾われ、前線に預けても後方からのフォローが長い距離になってしまい追いつかない。かなり我慢のいる展開。
<後半>
52分:交代:ミラン:ロビーニョ → エル・シャーラウィ
74分:交代:ミラン:ネスタ → メスバ ボネーラがセンターに入ってアントニーニが右、メスバが左サイドバック。
76分:交代:バルセロナ:アレクシス・サンチェス → ペドロ
<結果>
ミラン 0-0 バルセロナ
<チーム評価>
6.0
<個人評価>
アッビアーティ:6.5
ボネーラ:6.5
メクセス:6.5
ネスタ:6.5
アントニーニ:7.0
ノチェリーノ:6.0
アンブロジーニ:6.5
セードルフ:6.5
ボアテング:5.5
イブラヒモビッチ:5.5
ロビーニョ:5.0
エル・シャーラウィ:5.5
エマヌエルソン:4.5
メスバ:5.0
アッレグリ:6.0
<マン・オブ・ザ・マッチ>
アントニーニ
後半に入っても戦い方は変えなかった。アウェーゴールを許さず、チャンスがあるなら点を獲りに行くという姿勢。アバーテ、チアゴ・シウバ、ファン・ボメルらがいない中で、ボネーラはローマ戦同様好パフォーマンスを披露。そしてアントニーニが2度もバルセロナの大きなチャンスを防いだ。それ以外にもほとんど突破を許さず、今季最高の出来。攻撃陣はラインが低過ぎて後方支援がなく、ボアテングも比重は守備に。イブラヒモビッチ、ノチェリーノはなぜか思い切りがなかったのが残念。ロビーニョやエマヌエルソンは何もできず、中盤と前線を繋ぐ役割の選手が不在だったのも試合を通してキツイ原因の1つだった。
<今後の日程(現地時間)>
3/31(土) 18:00 セリエA第30節 カターニア(A)
4/3(火) 20:45 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準々決勝2nd leg バルセロナ(A)
4/7(土) 15:00 セリエA第31節 フィオレンティーナ(H)