ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「ミラン vs カターニア」

11/12セリエA第11節


スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2011年11月6日15:00(現地時間)


<第10節終了時点>
ミラン:4位 勝点17 5勝2分2敗(4連勝中)
カターニア:6位 勝点14 3勝5分1敗


<スタメン>
ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:アバーテ ボネーラ チアゴ・シウバ ザンブロッタ
MF:アクイラーニ(1G) アンブロジーニ(C) セードルフ(1G) エマヌエルソン
FW:イブラヒモビッチ(4G) ロビーニョ(1G)
 サブ:アメーリア ジェペス(1G) アントニーニ タイウォ ファン・ボメル エル・シャーラウィ(1G) インザーギ
 ベンチ外:ローマ
 出場停止:ノチェリーノ(4G) ボアテング(3G)
 出場不可:ネスタ(1G) メクセス ガットゥーゾ フラミニ カッサーノ(2G) パト
監督:アッレグリ


カターニア(5-3-1-1)
GK:アンドゥハル
DF:ランツァファーメ ベッルッシ レグロッターリエ スポッリ マルケー
MF:アルミロン ローディ リッキウティ アレハンドロ・ゴメス
FW:ベルヘッシオ
監督:モンテッラ


主審:ジェルバソーニ


ミランはミッドウィークのCLでは引き分けで終わってしまったが、セリエでは4連勝中。しかし、前節ローマ戦終了後体調を崩して病院に運ばれたカッサーノは手術を受ける事態に。手術は無事成功し、すでに退院しているが、復帰までには6ヶ月程度要すると見られている。これでフラミニガットゥーゾに続き長期離脱3人目。今節インザーギ、アントニーニが招集されたがネスタ、ジェペスらも含めてコンディションがなかなか整わない。メクセスやパトもケガがちでほとんど試合に出場できていない非常に厳しい状況が続いている。ボアテングは前節交代直後に暴言を吐いたため、2試合出場停止の1試合目。ノチェリーノは累積での出場停止。


カターニアは引き分けが多いものの、インテルやナポリから勝利を奪って6位と好位置につけている。


<前半>

7分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ(PK)  エマヌエルソンからサイドチェンジの良いボールをロビーニョが前線で受けて、イブラヒモビッチに預けるとエリア内でリターンをもらったところでファールによりPKを獲得!これをイブラヒモビッチが沈めて先制!

24分:得点:ミラン:ロビーニョ  早々に追加点!イブラヒモビッチからのとんでもないロングパスから得意の左サイドでロビーニョ受けて、ディフェンダーを1人かわすとファーサイドにきれいに流し込んだ!


前半は開始直後から攻勢を続けたミランが順調に2点をリードして折り返した。イブラヒモビッチロビーニョセードルフエマヌエルソンもよく動いてシュートチャンスを多く演出。エマヌエルソンは今季これまでで最も良い出来かもしれない。アクイラーニも点に結び付きそうなシュートやパスを出したが後一歩という惜しいところ。


<後半>

ハーフタイム:交代:ミラン:ボネーラ → ジェペス

52分:交代:カターニア:リッキウティ → バリエントス

63分:交代:カターニア:ランツァファーメ → マキシ・ロペス

69分:得点:ミラン:OG  またもイブラヒモビッチのチャンスメイクから追加点!バイタルエリアでイブラヒモビッチがボールを運びながらキープすると、左サイドから中央へ走り込んできたロビーニョにスルーパス!ロビーニョのシュートが弾かれたところにセードルフが詰めて、相手ディフェンダーのオウンゴールを誘った!

72分:得点:ミラン:ザンブロッタ  ミラン4点目!フリーキックアクイラーニの強烈シュートをキーパーが弾き、そこにザンブロッタがしっかり詰めて確実に押し込んだ!

79分:交代:カターニア:ローディ → デルベッキオ

79分:交代:ミラン:セードルフ → アントニーニ  ロビーニョインザーギ


<結果>

ミラン 4-0 カターニア


<得点>

ミラン 7分 イブラヒモビッチ(PK)
    24分 ロビーニョ
    69分 OG
    72分 ザンブロッタ


<チーム評価>

7.0


<個人評価>

アッビアーティ:6.0
アバーテ:5.5
ボネーラ:6.0
チアゴ・シウバ:6.5
ザンブロッタ:6.5
アクイラーニ:6.0
アンブロジーニ:6.0
セードルフ:6.5
エマヌエルソン:6.0
イブラヒモビッチ:7.5
ロビーニョ:6.5
ジェペス:6.0
アントニーニ:-
インザーギ:-

アッレグリ:6.5


<マン・オブ・ザ・マッチ>

イブラヒモビッチ


ミラン、セリエ5連勝!今季好調カターニアに対して4得点快勝。ネスタ不在でも無失点で終わらせた。ただ、シュートはけっこう打たれていた。中盤でのプレッシングはまだまだ甘い。スリーセンターによる守備の良さが出ていない。はっきり言ってチアゴ・シウバがいなかったら崩れてしまっているだろう。攻撃に関してはやはりイブラヒモビッチ。このゲームではパスで違いを見せた。最初の3得点には全て絡む活躍。最後にインザーギが途中交代で入ってきて、チャンスメイクしたのもイブラヒモビッチのスルーパスだった。ロビーニョは最初の1点はきれいに決めて良かったけど、ハットトリックできるくらいチャンスはあった。セードルフも守備に目を瞑れば好評価。エマヌエルソンはこれまでで自身最高の出来だったのではないか。それでも当然まだまだだけど。セードルフと同様、途中から投入するタイプではないのかも。


<今後の日程(現地時間)>

11/19(土) 20:45 セリエA第12節 フィオレンティーナ(A)

11/23(水) 20:45 チャンピオンズリーググループステージ第5節 バルセロナ(H)

11/27(日) 20:45 セリエA第13節 キエーボ(H)

12/2(金) 20:45 セリエA第14節 ジェノア(A)

12/6(火) 20:45 チャンピオンズリーググループステージ第6節 プルゼニ(A)