ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「ミラン vs インテル」

10/11セリエA第31節


スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2011年4月2日20:45(現地時間)


<第30節終了時点>
ミラン:1位 勝点62 18勝8分4敗
インテル:2位 勝点60 18勝6分6敗
<第12節結果(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)>
インテル 0-1 ミラン


<スタメン>
インテル(4-2-3-1):GK:ジュリオ・セーザル DF:マイコン ラノッキア キブ サネッティ MF:カンビアッソ チアゴ・モッタ パンデフ スナイデル エトー FW:パッツィーニ
監督:レオナルド

ミラン(4-3-1-2):GK:アッビアーティ DF:アバーテ ネスタ チアゴ・シウバ ザンブロッタ MF:ガットゥーゾ ファン・ボメル セードルフ ボアテング FW:ロビーニョ パト
 サブ:アメーリア ジェペス パパスタソプロス アントニーニ エマヌエルソン フラミニ カッサーノ
 ベンチ外:ローマ レグロッターリエ オッド ディダク・ビラ ピルロ ストラッサー メルケル オドゥアマディ
 出場停止:イブラヒモビッチ
 出場不可:ボネーラ ヤンクロフスキ アンブロジーニ インザーギ
監督:アッレグリ

主審:リッツォーリ


274回目。今回のミラノダービーは1位と2位の首位攻防戦。しかもその勝点差わずか2。

ミランは攻撃の軸イブラヒモビッチが、インテルは守備の軸ルシオが出場停止。ピルロは大事をとって招集外。

インテルの監督は元ミランのレオナルド。


<前半>

1分:得点:ミラン:パト  開始40秒の電光石火!期待されているパトがゴール!ガットゥーゾがディフェンスラインの手前に上手くポジションをとり、パスを受けるとダイレクトでスルーパス、ロビーニョが反応し、そこはジュリオ・セーザルに防がれたがパトが拾うと確実に流し込んだ!


最高の立ち上がりを見せたミランが1点リードして前半を折り返した。しかし、インテルに合計3回決定機を作られ、そのうち2回はアッビアーティが防いだ。特に近距離でのヘディングシュートを弾いたセーブはファインプレー。アバーテも守備にかなり貢献。ポゼッションもミランから徐々にインテルに。カウンターを狙うミランは序盤からパトとロビーニョが裏を突こうとしていた。そしてガットゥーゾセードルフが絶妙のポジショニング。


<後半>

51分:交代:ミラン:ガットゥーゾフラミニ  ガットゥーゾスナイデルからのボール奪取時に足を痛めてしまい退いた。

54分:退場:インテル:キブ  スルーパスで裏に抜け出したパトを止めたキブが一発退場。

55分:交代:インテル:パンデフコルドバ

62分:得点:ミラン:パト  パトドッピエッタ!バイタルエリア中央からセードルフが華麗なダイレクトパスで右に振ると、アバーテがフリーでシュート!その軌道は枠を外れていたが、パトが反応してヘディングで叩き込んだ!

63分:交代:インテル:パッツィーニディエゴ・ミリート

71分:交代:インテル:カンビアッソスタンコビッチ

80分:交代:ミラン:ロビーニョカッサーノ

84分:交代:ミラン:パト→エマヌエルソン

90分:得点:ミラン:カッサーノ(PK)  3点目!締めくくりはカッサーノセードルフからのパスを受けたカッサーノサネッティに倒されて得たPKを自ら決めてミラノダービー初ゴール!

90+2分:退場:ミラン:カッサーノ  必要ないファールで退場。


<結果>

ミラン 3-0 インテル


<得点>

ミラン 1分 パト
    62分 パト
    90分 カッサーノ(PK)


<チーム評価>

7.5


<個人評価>

アッビアーティ:6.5
アバーテ:6.5
ネスタ:6.5
チアゴ・シウバ:6.5
ザンブロッタ:6.0
ガットゥーゾ:6.5
ファン・ボメル:7.0
セードルフ:7.5
ボアテング:6.5
ロビーニョ:6.5
パト:8.0
フラミニ:6.5
カッサーノ:6.0
エマヌエルソン:-

アッレグリ:7.5


<マン・オブ・ザ・マッチ>

パト


ミラン完勝!パトのドッピエッタを含む3得点完封勝利。今シーズンはインテル相手にダブル達成。2試合ともに完封勝利。後半はインテルが1人少なくなったこともあったが、ピンチはほとんどなかった。前半作られた決定機は後半に許さなかったから。そのキブを退場に追いやったのもパトのドリブルだった。この試合トリプレッタ以上の働きだった。パトも含めてミランは今季ベストゲームの1つだった。イブラヒモビッチピルロ不在を忘れていた。チーム全員のプレーが素晴らしかった。特に中盤のスリーセンターのバランスは完璧だった。インテルは最後まで対策をしてこなかった。キブが退場する前からするべきだったように思うが…。それからインテルの攻撃はほとんど左サイドからだったが、ミランの右サイドのアバーテ、ガットゥーゾフラミニファン・ボメルが見事に防ぎ、アバーテは強気にオーバーラップも繰り返した。今季最も成長したその証を示すかのような動きだった。とにもかくにもこれでインテルとは勝点差5に広げ、スクデット獲得に向けた準備は整った。


<日程(キックオフ時間は現地時間>

4/10(日) 20:45 セリエA第32節 フィオレンティーナ(A)

4/16(土) 20:45 セリエA第33節 サンプドリア(H)

4/23(土) 19:00 セリエA第34節 ブレシア(A)

5/1(日) 15:00 セリエA第35節 ボローニャ(H)

5/7(土) 20:45 セリエA第36節 ローマ(A)