ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「アヤックス vs ミラン」

10/11チャンピオンズリーググループステージ第2節グループG


スタジアム:アムステルダム・アレーナ(アムステルダム/オランダ)
キックオフ:2010年9月28日20:45(現地時間)


<第1節終了時点>
アヤックス:3位 勝点0 1敗
ミラン:1位 勝点3 1勝


<スタメン>
アヤックス(4-3-3):GK:ステケレンブルフ DF:ファン・デル・ヴィール アンデルワイレルト フェルトンゲン アニタ MF:デ・ゼーウ エノー デ・ヨング FW:ルイス・スアレス エル・ハムダウィ エマヌエルソン
監督:ヨル

ミラン(4-3-1-2):GK:アッビアーティ DF:ザンブロッタ ネスタ チアゴ・シウバ アントニーニ MF:ガットゥーゾ ピルロ フラミニ セードルフ FW:ロビーニョ イブラヒモビッチ
 サブ:アメーリア ボネーラ ヤンクロフスキ ボアテング アバーテ ロナウジーニョ インザーギ
 ベンチ外:ローマ オッド パパスタソプロス ジェペス ストラッサー ヴェルディ
 出場停止:なし
 出場不可:アンブロジーニ パト
監督:アッレグリ

主審:ブリッヒ


アヤックスは黒星スタート。レアルマドリードに0-2という敗退だったが、点差以上に圧倒された内容だった。ルイス・スアレスが復帰。

ミランは白星スタートもアンブロジーニとパトの負傷離脱が続いている。パトは週末のパルマ戦で早ければ復帰予定。ガットゥーゾフラミニ、そしてロビーニョが先発。ボアテングとロナウジーニョがベンチスタート。セードルフイブラヒモビッチは古巣対決。フォーメーションも4-3-3から4-3-1-2へ。


<前半>

23分:得点:アヤックス:エル・ハムダウィ  開始直後からペースを握っていたアヤックスが先制。左からルイス・スアレスが突破すると、エル・ハムダウィがディフェンダーを背負いながらも豪快に押し込んだ。ルイス・スアレスにネスタが抜かれてしまった。

37分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ  ミラン同点!ピルロからディフェンスラインの裏に抜ける浮球スルーパスが出ると、2列目から飛び出したセードルフが中央に折り返してイブラヒモビッチが胸トラップから確実にシュートを決めた!

39分:交代:アヤックス:アニタ→スレイマニ  ザンブロッタと交錯したときに足を痛めたアニタが交代。スレイマニが左サイドの高い位置、エマヌエルソンが左サイドバックに下がった。


前半はアヤックスペース。ラインを高く設定し、特にセードルフのところへのチェックが早く、プレッシングも激しかった。アヤックスセンターバックコンビもイブラヒモビッチに正々堂々とぶつかっていった。そのままの勢いでアヤックスが先制し、ミランが追いついた。アヤックスルイス・スアレスの突破が鋭かった。ネスタがかわされるのは痛い。特に右サイドからの仕掛けが多かったからアントニーニは手を焼いていた。それでもピルロセードルフの素晴らしいパスからイブラヒモビッチがさすがの決定力を見せた。あとはロビーニョにもキーパーと1対1になる決定的チャンスがあったがこれを外してしまった。裏に抜け出す動きやフラミニに出したパスなんかを見ると悪くないかなぁと思ったけど、やはりまだまだ。ゲーム感がないのが露呈した。


<後半>

52分:交代:ミラン:フラミニボアテング

80分:交代:アヤックス:デ・ゼーウ→リングレン

85分:交代:ミラン:セードルフ→アバーテ ロビーニョインザーギ


<結果>

アヤックス 1-1 ミラン


<得点>

アヤックス 23分 エル・ハムダウィ

ミラン 37分 イブラヒモビッチ


<チーム評価>

5.0


<個人評価>

アッビアーティ:5.5
ザンブロッタ:5.0
ネスタ:6.0
チアゴ・シウバ:6.5
アントニーニ:5.5
フラミニ:5.0
ピルロ:6.0
ガットゥーゾ:6.0
セードルフ:6.0
ロビーニョ:4.5
イブラヒモビッチ:6.5
ボアテング:5.0
アバーテ:-
インザーギ:-

アッレグリ:5.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ルイス・スアレス


後半はどちらとも得点なく、1-1のドローで終えた。後半もルイス・スアレスの仕掛けがアヤックスの中心だったけど、ディフェンス陣が上手く抑えた。シュートの前にカットできて決定機も作らせなかった。逆にミランの方が後半は高い位置でのプレッシングをして前半のようにはアヤックスに勢いに乗らせなかった。ボアテングのシュートは惜しかったけど、ステケレンブルフのファインセーブはさすが。ミランはこの試合ロナウジーニョをベンチに置いて、4-3-1-2、途中から4-4-2のようなフォーメーションも試した。4-4-2は最後の方だったからまだ機能するか分からないが4-3-1-2は中盤が強いだけあって守備にも人数かけられる。十分併用できそうだ。


<日程(キックオフ時間は現地時間)>

10/2(土) 20:45 セリエA第6節 パルマ(A)

10/16(土) 18:00 セリエA第7節 キエーボ(H)

10/19(火) 20:45 チャンピオンズリーググループステージ第3節 レアルマドリード(A)

10/25(月) 20:45 セリエA第8節 ナポリ(A)

10/30(土) 20:45 セリエA第9節 ユベントス(H)