「ミラン vs カターニア」
10/11セリエA第3節
スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2010年9月18日20:45(現地時間)
<第2節終了時点>
ミラン:7位 勝点3 1勝1敗
カターニア:9位 勝点3 1勝1敗
<スタメン>
ミラン(4-3-3):GK:アッビアーティ DF:ボネーラ ネスタ チアゴ・シウバ アントニーニ MF:ボアテング ピルロ セードルフ FW:イブラヒモビッチ インザーギ ロナウジーニョ
サブ:アメーリア ジェペス パパスタソプロス ザンブロッタ ガットゥーゾ アバーテ オドゥアマディ
ベンチ外:ローマ オニェウ オッド ヤンクロフスキ モンテロンゴ ストラッサー ロビーニョ
出場停止:なし
出場不可:フラミニ アンブロジーニ パト
監督:アッレグリ
カターニア(4-1-4-1):GK:アンドゥハル DF:ポテンツァ シルベストレ スポッリ カプアーノ MF:カルボーニ イスコ リッキウティ ビアジャンティ マスカーラ FW:マキシ・ロペス
監督:ジャンパオロ
主審:モルガンティ
CL初戦を勝利で飾ったミラン。しかし、その試合でパトとアンブロジーニをケガで欠くことになってしまった。両者とも2〜3週間かかる予定。代わってインザーギとボアテングが今シーズン初先発。特にボアテングはオセール戦にアンブロジーニに代わって急遽出場することになったが、勝利に大貢献する好プレーを披露。チアゴ・シウバもケガから復帰。
<前半>
27分:得点:カターニア:カプアーノ ほとんど一方的に攻めていたミランだったが、カプアーノの意表を突く豪快なミドルシュートを決められ先制を許してしまった。
45分:得点:ミラン:インザーギ 前半終了前に同点!ロナウジーニョがラインぎりぎりの位置にいたインザーギを見逃がさずラストパスを送ると、今度は確実に決めたインザーギ!
前半の支配率は高かったがシュート数、決定機は圧倒的にカターニアが上回った。ミランは相手陣内でパスを回すだけでシュートまで繋げない。逆にカウンターをあまりにも簡単に許し、頼みのネスタやチアゴ・シウバもらしからぬプレーで守備陣は崩壊。中盤の選手も戻らず、カターニアが数的有利の場面を何度も作った。よく1失点ですんでいるという内容。同店には追いついたが、このままならチェゼーナ戦の二の舞。攻撃面ではやはりインザーギの動きの良さはさすが。ボネーラのオーバーラップも積極的。
<後半>
60分:交代:カターニア:リッキウティ→レデスマ
82分:交代:カターニア:ポテンツァ→アルバレス
85分:交代:ミラン:インザーギ→オドゥアマディ セリエAデビュー!
<結果>
ミラン 1-1 カターニア
<得点>
ミラン 45分 インザーギ
カターニア 27分 カプアーノ
<チーム評価>
4.5
<個人評価>
アッビアーティ:5.5
ボネーラ:5.0
ネスタ:5.5
チアゴ・シウバ:4.5
アントニーニ:5.5
ボアテング:5.5
ピルロ:5.0
セードルフ:5.5
イブラヒモビッチ:4.5
インザーギ:6.0
ロナウジーニョ:6.0
オドゥアマディ:-
ガットゥーゾ:-
アッレグリ:4.5
<マン・オブ・ザ・マッチ>
カプアーノ
カターニア相手にホームで手痛いドロー。後半は前半のように大きなピンチを招くことはなかったが、攻撃面では決定的に崩した場面もなく、セットプレーも活かすことはできなかった。この試合、パトとロビーニョを欠くミランはフォーメーションは変えずに右ウイングにアバーテではなく、イブラヒモビッチを選択。センターのインザーギとポジションがかぶったり、サイドからはチャンスを作ることもなく、ポジションチェンジも効果的ではなかった。交代選手の投入もあまりに遅く、効果的なカードがなかったことを示唆していた。やはりパトとロビーニョを同時に欠くのは相当厳しい。中盤もアンブロジーニとフラミニがいないことでバランスはかなり悪く、こういうときに限ってネスタ、チアゴ・シウバもパフォーマンスが悪かった。選手を欠くことは当然考えられることだから、フォーメーションに固執せずに、バランスの取れたチーム作りが必要。
<日程(キックオフ時間は現地時間)>
9/28(火) 20:45 チャンピオンズリーググループステージ第2節 アヤックス(A)
10/2(土) 20:45 セリエA第6節 パルマ(A)