「ミラン vs オセール」
10/11チャンピオンズリーググループステージ第1節グループG
スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ/イタリア)
キックオフ:2010年9月15日20:45(現地時間)
<スタメン>
ミラン(4-3-3):GK:アッビアーティ DF:ザンブロッタ ネスタ ボネーラ アントニーニ MF:アンブロジーニ ピルロ セードルフ FW:パト イブラヒモビッチ ロナウジーニョ
サブ:アメーリア ジェペス ガットゥーゾ ボアテング アバーテ ロビーニョ インザーギ
ベンチ外:ローマ パパスタソプロス オッド ヤンクロフスキ ストラッサー ヴェルディ
出場停止:なし
出場不可:チアゴ・シウバ フラミニ
監督:アッレグリ
オセール(4-2-3-1)GK:ソラン DF:アングバール クリバリ ミニョ グリヒティンク MF:ペドレッティ エンティンガ オリエチ ビルサ ランジル FW:イェレン
監督:フェルナンデス
主審:バラジュ
10/11シーズンのチャンピオンズリーグ開幕。
ミランは先週末にセリエAで昇格チームのチェゼーナに完敗。嫌な流れはここで断ち切るしかない。チアゴ・シウバはそのチェゼーナ戦で右太ももを痛めて途中交代。この試合も大事をとって招集外となった。週末のカターニア戦で復帰予定。代わりにボネーラがセンターバックに入る。右サイドバックにはザンブロッタ。アッレグリ監督はCL初采配。
オセールは厚くない選手層で最も厳しいグループに入ったCLでどこまで重きを置くのか。国内でも5試合いまだ勝利なし。
<前半>
15分:交代:ミラン:アンブロジーニ→ボアテング アンブロジーニがひざを痛めてしまいわずか15分でキャプテン交代。
前半は0-0。立ち上がりはミス連発で自らピンチを招いてたミラン。逆にチャンスは20分を過ぎてからようやく来た。それでもチャンスはそのときだけ。オセールの方が決定機があって、失点してないのはオセールのミスのおかげ。チームとしてもオセールの方が連係がとれていた。ミランは攻撃時にイブラヒモビッチがほとんど絡めない。まだまだパスをもらう位置ももらい方も収め方も全くダメ。
<後半>
55分:交代:ミラン:パト→ロビーニョ
66分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ ついにきたズラタン!左サイドのロナウジーニョのロングクロスから、2列目から猛烈な上がりを見せたボアテングが頭で後ろにそらし、イブラヒモビッチが持ち前のリードから押し込んだ!
69分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ 先制から3分後、再びズラタン!今度はカウンターからスリートップが揃い踏み!ロビーニョからロナウジーニョへ、中央へドリブルしていきながら左に流れたイブラヒモビッチがラストパスを受けるとしっかりコースを狙って流し込んだ!
71分:交代:ミラン:アントニーニ→アバーテ
73分:交代:オセール:ビルサ→ル・タレク
80分:交代:オセール:ランジル→シャフニ
<結果>
ミラン 2-0 オセール
<得点>
<チーム評価>
6.0
<個人評価>
アッビアーティ:6.0
ザンブロッタ:5.0
ネスタ:6.0
ボネーラ:5.0
アントニーニ:5.5
アンブロジーニ:4.5
ピルロ:6.0
セードルフ:5.0
パト:5.0
イブラヒモビッチ:6.5
ロナウジーニョ:6.5
ボアテング:6.5
ロビーニョ:6.0
アバーテ:5.5
アッレグリ:6.5
<マン・オブ・ザ・マッチ>
ロナウジーニョ
大事な初戦を完封勝ち!前半見たときはどうなるかと、悪い予感がよぎったけど後半は良かった。オセールのチャンスは激減。ほぼ一方的に支配することができた。そしてズラタンの2発。全てのミラニスタが待っていた瞬間が訪れた。しかも流れの中から、前半では決して見られなかった連係から奪ったものだった。そしてボアテングとロビーニョという新加入選手が活躍。特にボアテングは素晴らしかった。もう完全にミランの一員という感じ。運動量と前に飛び出していく動き、それに体の強さを活かした使い方は特徴的だった。途中から入ったロビーニョとは初めて実戦で共演したとは思えないほど息の合ったところも見せてくれた。ロビーニョ自身の動きもパトと交代で同じ位置に入ったが、違いをしっかり示せた。アッレグリ采配当たった。CL初挑戦で初勝利。
<日程(キックオフ時間は現地時間)>
9/18(土) 20:45 セリエA第3節 カターニア(H)
9/28(火) 20:45 チャンピオンズリーググループステージ第2節 アヤックス(A)
10/2(土) 20:45 セリエA第6節 パルマ(A)