「チェゼーナ vs ミラン」
10/11セリエA第2節
スタジアム:スタディオ・ディノ・マヌッツィ(チェゼーナ)
キックオフ:2010年9月11日20:45(現地時間)
<第1節終了時点>
チェゼーナ:9位 勝点1 1分
ミラン:1位 勝点3 1勝
<スタメン>
チェゼーナ(4-3-3):GK:アントニオーリ DF:チェッカレッリ ペジェグリーノ フォン・ベルゲン 長友 MF:アッピアー コルッチ パローロ FW:スケロット ボグダニ ジャッケリーニ
監督:フィッカデンティ
ミラン(4-3-3):GK:アッビアーティ DF:ボネーラ パパスタソプロス チアゴ・シウバ アントニーニ MF:ガットゥーゾ ピルロ アンブロジーニ FW:パト イブラヒモビッチ ロナウジーニョ
サブ:アメーリア ザンブロッタ ヤンクロフスキ ボアテング アバーテ ロビーニョ インザーギ
ベンチ外:ローマ ネスタ オニェウ ジェペス オッド モンテロンゴ ストラッサー セードルフ オドゥアマディ
出場停止:なし
出場不可:フラミニ
監督:アッレグリ
主審:ルッソ
チェゼーナは開幕戦ローマとのアウェー戦で勝点1を得てのスタート。
ミランは開幕戦快勝。さらに移籍期間終盤にイブラヒモビッチとロビーニョを獲得してイブラヒモビッチは早速のスタメン。ロビーニョはベンチから。ボネーラが2試合連続右サイドバック。ネスタとセードルフはCLのためにお休み。代わりに入ったパパスタソプロスがチアゴ・シウバとセンターバックを組むのも注目。ガットゥーゾも先発。ベンチ外のメンバーを見ても層が厚くなったという印象。
<前半>
31分:得点:チェゼーナ:ボグダニ ジャッケリーニにキープからサイドに振られ、クロスにボグダニが頭で合わせた。パパスタソプロスが見ていたけど、きっちりつくことができていなかった。
44分:得点:チェゼーナ:ジャッケリーニ カウンターからあっさり決められて2点差。
完璧にチェゼーナの術中にはまった。期待した攻撃陣は見せどころなし。逆にチェゼーナの素晴らしさを見せ付ける前半になった。ミランはチェゼーナのあまりにもスペースを消す守備陣をこじ開けることができない。警戒していたはずのチェゼーナのカウンターも止められない。チェゼーナのスリートップもとても良いのだが…。
<後半>
ハーフタイム:交代:ミラン:チアゴ・シウバ→アバーテ パパスタソプロスとボネーラのセンターバックになって、アバーテが右サイドバックに。
56分:交代:ミラン:ロナウジーニョ→ロビーニョ ミランデビュー!
81分:交代:チェゼーナ:ボグダニ→マロンガ
<結果>
チェゼーナ 2-0 ミラン
<得点>
チェゼーナ 31分 ボグダニ
44分 ジャッケリーニ
<チーム評価>
4.0
<個人評価>
アッビアーティ:5.0
ボネーラ:4.5
パパスタソプロス:4.5
チアゴ・シウバ:5.5
アントニーニ:5.0
ガットゥーゾ:4.5
ピルロ:5.0
アンブロジーニ:5.0
パト:5.5
イブラヒモビッチ:4.0
ロナウジーニョ:4.5
アバーテ:4.5
ロビーニョ:5.0
インザーギ:5.5
アッレグリ:4.5
<マン・オブ・ザ・マッチ>
ジャッケリーニ
完敗。チェゼーナの狙い通りに最初から最後まで試合が進んでいった。チェゼーナは見事なラインコントロールとスペース消しで集中力を切らさなかった。カウンターも見事。素晴らしさは認めざるをえない。逆に言えばミランは不甲斐ない。イブラヒモビッチはボールをおさめることはできるけど、パスなんかほとんど通らなかった。シュートも印象に残ったのはPK外したのくらいという悲しい結果。インザーギの方がまだ可能性があった。ロビーニョも運動量はあって、広い範囲を動いていたが、起爆剤にはならず。2人ともまだまだ連係や持ち味を出すには時間がかかりそうだ。そして注目のもう1人であったパパスタソプロス。ネスタ不在時に安定感をもたらすと期待したが、残念。ネスタ不在を大きく感じざるをえない内容となってしまった。それにしてもわずか2節目で早くも黒星。しかも昇格組に完封負け。痛すぎる。ミッドウィークにはチャンピオンズリーグも始まるというのに…。この敗戦が響かなければいいが…。
<ハイライト>
http://www.youtube.com/watch?v=V0aeR0WT9e4
<日程(キックオフ時間は現地時間)>
9/15(水) 20:45 チャンピオンズリーググループステージ第1節 オセール(H)
9/18(土) 20:45 セリエA第3節 カターニア(H)
9/28(火) 20:45 チャンピオンズリーググループステージ第2節 アヤックス(A)