「ミラン vs パルマ」
09/10セリエA第11節
スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2009年10月31日20:45(現地時間)
<第10節終了時点>
ミラン:5位 勝点16 4勝4分2敗
パルマ:4位 勝点17 5勝2分3敗
<スタメン>
ミラン(4-3-3):GK:ジーダ DF:オッド チアゴ・シウバ カラーゼ アントニーニ MF:ガットゥーゾ ピルロ セードルフ FW:パト ボリエッロ ロナウジーニョ
サブメンバー:ローマ ファバッリ ザンブロッタ フラミニ アンブロジーニ フンテラール インザーギ
出場停止:アバーテ
出場不可:アッビアーティ ストラーリ ネスタ オニェウ ボネーラ ヤンクロフスキ ディ・ジェンナーロ
監督:レオナルド
パルマ(4-3-1-2):GK:ミランテ DF:ザッカルド デッラフィオーレ パヌッチ A.ルカレッリ MF:モローネ ルナルディーニ ガロッパ ジェマイリ FW:ボジノフ パロスキ
監督:グイドリン
主審:ルッソ
翌週にCLを控えたミランにとっては大事な1戦。アバーテが前節イエローを2枚受けたため出場停止。ネスタも前節足を痛めたため欠場。ガットゥーゾが復帰。
パルマにはパロスキがいる。
<前半>
12分:得点:ミラン:ボリエッロ ミラン先制!ピルロがインターセプトしてすぐに左のロナウジーニョへ、カウンターで持ち運んでディフェンダー2人を引きつけてセンターのボリエッロへスルーパスを送り、フリーとなったボリエッロが確実に流し込んだ!ボリエッロは今シーズン初ゴール!
前節に続いて先制、リードして折り返した。ルッソのレフェリングのおかげでゲームは激しく、それでいてスムーズに流れていた。立ち上がりはまずパルマが攻め込んできたが、先制点も含めてカウンターが強力なミランに対してパルマはあまり攻めれなくなっていった。それでもジーダが2度ピンチを救った。ミランの攻撃面ではロナウジーニョがコンディションの良さを見せた。パルマのディフェンダーが前を向かせてくれるのも助かっているが。
<後半>
52分:交代:ミラン:アントニーニ→ザンブロッタ アントニーニが足を痛めて退いた。
61分:交代:パルマ:ジェマイリ→アモルーゾ
70分:交代:パルマ:ボジノフ→ランツァファーメ
76分:交代:パルマ:ガロッパ→ブデル
90+3分:得点:ミラン:ボリエッロ ロスタイムにようやく追加点!またロナウジーニョ、ボリエッロコンビ!左サイドからボールを持ったロナウジーニョが仕掛けてショートクロス、ボリエッロがダイレクトジャンピングボレー!良いコースに決まった!
<結果>
ミラン 2-0 パルマ
<得点>
<チーム評価>
6.0
<個人評価>
ジーダ:6.0
オッド:5.0
チアゴ・シウバ:6.5
カラーゼ:6.5
アントニーニ:5.5
ガットゥーゾ:5.5
ピルロ:6.0
セードルフ:6.0
パト:5.5
ボリエッロ:7.0
ロナウジーニョ:6.5
ザンブロッタ:5.5
アンブロジーニ:6.0
フラミニ:5.5
レオナルド:6.0
<マン・オブ・ザ・マッチ>
久々の完封勝ち。ボリエッロのシーズン初ゴールを含む2得点、ロナウジーニョの2アシストで勝点3を手にして順位を上げることに成功した。後半はスタミナが落ちたこともあって追加点が取れず、パルマがそこまで攻撃的でなかったこともあって失点はなかった。ロナウジーニョはディフェンダーを翻弄し、持ち前のテクニックを十分活かした。それにボリエッロが今季1番の活躍で応えてチームでの存在感を示した。エリア内でのシュートももちろんだが、ポストプレーやチアゴ・シウバへのクロスも考えるとフンテラールにないものを持っている。レオナルドがボリエッロを選択するのも頷ける。中盤ではガットゥーゾが元気な姿を見せてくれて選手層の厚みが戻ってきた。最終ラインではネスタの代役として前節に続いてカラーゼが奮闘。今センターバックが薄いだけにチームは助かる。オッドは上がるタイミングはそんなに悪くないのにクロスが精度が低すぎる。この試合でも1本だけだった。1割程度しか良いのがこないのは困る。せっかくパトが中にしぼって外を大きくスペースあけてくれているのに…。とはいえ、前節のドロー、翌週のCLを考えるとホームできっちり上位対決を制したことは大きい。
<今後の予定(キックオフ時間は現地時間)>
11/3(火) 20:45 チャンピオンズリーググループステージ第4節 レアルマドリード(H)
11/8(日) 15:00 セリエA第12節 ラツィオ(A)
11/22(日) 15:00 セリエA第13節 カリアリ(H)
11/25(水) 20:45 チャンピオンズリーググループステージ第5節 マルセイユ(H)