ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「スペイン vs アメリカ」

2009FIFAコンフェデレーションズカップ南アフリカ大会準決勝。

3戦全勝で準決勝に進んだスペイン。対してアメリカはエジプトから3点奪って、大逆転で準決勝に駒を進めた。


<前半>

立ち上がりはアメリカがペースを掴んだ。高い位置からボールを奪い、スペインをヒヤッとさせる撃をいきなり見せた。

それでもすぐにスペインがいつものゲームコントロールを試み、次第にアメリカは下がっていった。

ところが先制はアメリカだった!27分、左サイドからの攻撃で最後は中央のアルディドアが体を上手く使ってシュートを決めた!今大会初めてスペインが失点した!


スペインが圧倒的にポゼッションしながらも、アメリカが1点リードして前半を折り返した。アメリカは引くのではなく、前から守備にいき中盤の戻りも早い。スタミナの消費が大きいかもしれないが効果的だった。攻撃もカウンターで速攻を狙うのは徹底していた。スペインもチャンスはある。最後のところでアメリカがしっかりとシュートコースを塞ぐ粘りを見せていた。


<後半>

当然スペインが前がかりに攻めていった。

しかし、アメリカが決定的な追加点を74分に奪った!セルヒオ・ラモスが油断してクリアする前にデンプシーが一瞬の隙を突いてネットを揺らした!


<結果>

スペイン 0-2 アメリカ


<得点>

アメリカ 27分 アルティドア
     74分 デンプシー


磐石だと思われたスペインが完封負けを喫した。アメリカの守備がすごかった。シュートを打たれてもただでは打たれなかった。シュートコースにはしぶとく入り、終始集中力を切らすことなく戦い抜いた。スペインは崩しきれなかった。決定機はチャンスの多さにしてはほぼないに等しかった。連続無敗記録は35で止まり、新記録更新にはならなかった。