「リバプール vs レアルマドリード」
08/09チャンピオンズリーグ決勝ラウンド1回戦 2nd leg。
アウェーで1点取ってアンフィールドに戻ってきたリバプールが断然有利。ところがそのとき貴重な得点を収めたベナユンが負傷で、さらにリエラが累積で出場不可。
先週末マドリードダービーを戦ったレアルは絶対に点を取らなければならない。
<前半>
立ち上がりはいきなりリバプールが決定機を迎えた。フェルナンド・トーレスとマスチェラーノのシュートにカシージャスがファインセーブで応えた。
そして勢いのまま、この試合もリバプールが先制した！16分、レアルのディフェンス陣のミスからカイトがボールを拾い、折り返しをフリーのフェルナンド・トーレスが押し込んだ！
さらに28分、リバプールが大きな追加点を手に入れた！エインセのペナルティエリア内でのハンドからPKを獲得し、ジェラードが決めた！
3点が必要になってしまったレアルはとにかくシュートを打ちにいった。
前半、完全にリバプールペースだった。コンディションの違いは明らかで、ファンは安心して見れたであろう。引き分けでも勝ち上がりが可能なリバプールが思った以上に積極的に攻めた。レアルはかなり厳しくなった。アウェーで、しかも後半だけで3点取らなければ敗退が決まる。
<後半>
後半頭からレアルはロッベンに代えてマルセロを入れてきた。
ところが47分、後半早々にリバプールが試合を決めた！この試合、左サイドに入ったバベルの折り返しにジェラードが合わせて叩き込んだ！バウンドする難しいボールをジャンプしながら見事に合わせた！
窮地に立たされたレアルはファン・デル・ファールトを入れて形を作るも1点は遠かった。
そして88分、リバプールが締めくくりの1点を奪った！カウンターからマスチェラーノのラストパスをダイレクトで決めたのはドッセーナだった！途中交代で入ったドッセーナがリバプールでの初ゴールをマークした！
なんと4-0で終了。リバプール完勝。
<結果>
<得点>
リバプール 16分 フェルナンド・トーレス
28分 ジェラード(PK)
47分 ジェラード
88分 ドッセーナ
リバプール 5-0 レアルマドリード
<マン・オブ・ザ・マッチ>
ジェラード
想像以上に差のついたゲームになった。リバプールはほぼ完璧な試合運びをした。2試合合計で見ても、これがチャンピオンズリーグの戦い方だと示したような内容だった。レアルは不運な点も多かったように思うが力にも差があった。これで5シーズン連続でベスト16止まり。あまりにも不本意な結果が続いている。
