「マンチェスターU vs チェルシー」
08/09プレミアリーグ第19週。
首位のリバプールを追走する両チームの直接対決。
マンチェスターUはファーディナンドが間に合わなかった。トップはベルバトフとルーニーでスタート。
<前半>
両チーム寄せが速く、潰し合いが続いた。
非常にハイレベル。それ以上に気持ちの入ったゲームだった。
そして先制点はロスタイムにようやく生まれた!マンチェスターUがセットプレーから奪った!コーナーキックからビディッチが頭で合わせた!
前半は唯一と言ってもいいチャンスを活かしたマンチェスターUがリードして折り返した。それ以外決定機は両チームになかった。ディフェンスがともにかなり良かった。シュートを打つことすら困難で、各自の突破も許さなかった。
<後半>
後半頭からチェルシーがデコに代えてアネルカを入れてきた。
それでもチェルシーはマンチェスターUの堅い守備を突破できなかった。
そして63分、マンチェスターUが貴重な追加点を奪った!左サイドのエヴラからのクロスにルーニーが合わせた!クロスの精度が高かった!
その後チェルシーはボジングワをベレッチに、マンチェスターUはエヴラをオシェイに代えた。
2点差をつけたマンチェスターUには余裕が出始めた。
チェルシーは最後のカードにディ・サントを選択したが当たらず。交代は全て裏目に出た。
マンチェスターUは87分にダメ押しの3点目を手に入れた!セットプレーからクリスティアーノ・ロナウドのシュート性の速いボールにベルバトフが上手く合わせた!
<結果>
マンチェスターU 3-0 チェルシー
<得点>
マンチェスターU 45分 ビディッチ
63分 ルーニー
87分 ベルバトフ
<マン・オブ・ザ・マッチ>
パク・チソン
マンチェスターU完勝。まさか3点差つくとは思わなかった。前半の先制点が入るまではかなり均衡した展開だっただけに意外だった。マンチェスターUは3点取ったが勝因は完璧な守備にあった。要のファーディナンド不在でも統率された最終ライン。そのセンターへの絞りや寄せはチェルシーの突破を最後まで許さなかった。全体でもその守備の意識の高さが際立った。特にパク・チソンの運動量豊富な攻撃と守備への健闘は陰の立役者だった。ルーニーとベルバトフ、そしてフレッチャーも文句なし。チェルシーは戦術を誤った。特に後半は前半より悪くなってしまった。デコを下げて中盤を支配されてしまい、バラックもディフェンスに重きを置かざるをえなくなった。ドログバのシュートミスやアネルカの存在感のなさは多大な課題を残す結果となった。