「ミラン vs ローマ」
02/03セリエA第13節。
かなり現在のメンバーに近い構成になってきたシーズン。
<スタメン>
GK アッビアーティ
DF シミッチ
ネスタ
マルディーニ
チャモ
MF アンブロジーニ
ルイ・コスタ
ピルロ
セルジーニョ
セードルフ
FW シェフチェンコ
監督 アンチェロッティ
<前半>
シェフチェンコがワントップとして機能、セードルフの体が軽快なのが目立った。
トッティのいないローマは攻め手がなかった。
ところがミランもポゼッションはするものの、崩せないでいた。セルジーニョを使う場面が多かった。
前半はシェフチェンコをサムエルに上手く抑えられていた。ルイ・コスタとの連係もよくなかった。セードルフがもっと全体に絡めれば戦術に拡がりができるのではないか。
<後半>
後半に入っても活路の見出せないミランは残り30分のところでインザーギを投入した。
そしてそのピッポがやってのけた!73分、カウンターからシェフチェンコのパスを受けたインザーギがバウンドする難しいボールを上手くトラップからきれいにシュートまでもっていった!
その後反撃を試みたローマに対してチャンスが増えたミラン。追加点こそ奪えなかったが、シャットアウトで勝利した。
堅いローマの守備をインザーギの裏を狙う作戦でこじ開けた。得点を決めたインザーギはもちろんさすがだったが、アンブロジーニの動きがかなり利いていたように思えた。ルイ・コスタの技術の高さが周りのサポートで活かされていなかったのが残念。