ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「ミラン vs ウディネーゼ」

08/09セリエA第17節。

年内最後のゲーム。ベッカムの入団セレモニーが開始前にあったようだ。

<スタメン>

         パト

    ロナウジーニョ カカ

  ヤンクロフスキ   セードルフ

        ピルロ

ファバッリ        アントニーニ

    カラーゼ  マルディーニ

      アッビアーティ

<前半>

ミランは4分、いきなり先制した!この試合左のいつもより高い位置でスタートしたヤンクロフスキが下がってボールを持ち、かわりにファバッリがオーバーラップして裏をついてセンタリング、そしてパトがヘディングで合わせた!

さらに12分、今度は先制点を決めたパトのアシストから追加点が生まれた!左サイドからパトが得意のドリブルで深く切り込み、中央を上がったカカへラストパス。確実に押し込んで良い入り方をした!

16分にはディ・ナターレに1点を返されてしまった。

それでも18分、再び2点差へと突き放した!ピルロから右サイドをオーバーラップしたアントニーニへピルロらしいロングスルーパスが出て、浮き球をダイレクトで頭で折り返し、またもパトが難しいバウンドのボールを足裏で押し込んだ!

そして42分、ピルロフリーキックが弾かれたところに詰めていたセードルフのゴールで前半だけで4得点!


<後半>

後半もミランペース。

52分、カカとヤンクロフスキのコンビネーションから5点目が入った!ヤンクロフスキのパス%ゴーからカカとワンツーで最後はカカがコースを狙って正確なキックでゴールネットを揺らした!

これでもう余裕の出たミランは70分にシェフチェンコ、そして75分には初出場となるダルミアン、80分にはストラッサーが途中交代で入った。


<結果>

ミラン 5-1 ウディネーゼ

<得点>

ミラン 4分 パト
    12分 カカ
    18分 パト
    42分 セードルフ
    52分 カカ

ウディネーゼ 16分 ディ・ナターレ

<チーム評価>
6.0

<個人評価>
アッビアーティ:6.0
アントニーニ:5.0
マルディーニ:6.0
カラーゼ:5.5
ファバッリ:6.0
ピルロ:5.5
セードルフ:5.5
ヤンクロフスキ:5.5
カカ:6.5
ロナウジーニョ:6.0
パト:7.0
シェフチェンコ:4.0
ダルミアン:5.0
ストラッサー:5.0

<マン・オブ・ザ・マッチ>
パト


結果だけ見れば快勝。ではあるけれども、ミランが良かったというよりウディネーゼが悪かった。開幕当初の勢いはどこへやら。後半のカカの得点以外あっさり決まってしまった感があった。それでもパトの動きだけは一際輝いていた。パスを受けるための動き出しやドリブルの姿勢、周りとの連係は見事だった。逆に一番良くなかったのは2点リードした直後の失点。ディフェンダーはいるのに走りこまれて決められていた。次はクリスマス休暇を挟んで3週間後にセリエは再開。ミランはアウェーでローマとのビッグマッチ。ベッカムも早ければ出場するかもしれないが、まずは全員がしっかり動けるようにコンディションを整えることだ。特にケガ人が増えてきているところだから、一人でも多く復帰できるようにしておきたい。