「アーセナル vs ミラン」
11/12チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2nd leg
スタジアム:エミレーツ・スタジアム(ロンドン/イングランド)
キックオフ:2012年3月6日20:45(現地時間)
<1st leg結果>
ミラン 4-0 アーセナル
<スタメン>
アーセナル(4-2-3-1)
GK:スチェスニー
DF:サニャ コシェルニー ベルマーレン ギブス
MF:ソング チェンバレン ウォルコット ロシツキー ジェルビーニョ
FW:ファン・ペルシー(C)
監督:ベンゲル
ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ(C)
DF:アバーテ メクセス チアゴ・シウバ(1G) メスバ
MF:ノチェリーノ ファン・ボメル エマヌエルソン ロビーニョ(3G)
FW:イブラヒモビッチ(5G) エル・シャーラウィ
サブ:アメーリア ローマ ジェペス ボネーラ ザンブロッタ アクイラーニ ガンツ
ベンチ外:デ・シリオ アントニーニ カルバーノ インノチェンティ
出場停止:アンブロジーニ
出場不可:ネスタ メルケル セードルフ ボアテング(3G) パト(2G) マキシ・ロペス
監督:アッレグリ
主審:スコミナ
1st legではサンシーロで4得点大勝を収めたミラン。アーセナルが勝ち上がるためには5点。同点にするためにも最低でも90分間で4点は必要となる。
圧倒的優位でロンドンに乗りこむミランだが、アンブロジーニが1st legで累積となるイエローカードを受けて出場停止。中盤から前にかけて攻撃の選手の離脱が目立っている。それでもアクイラーニは復帰。
<前半>
7分:得点:アーセナル:コシェルニー コーナーキックからファン・ボメルがマークを外してしまい、完全にフリーにしたコシェルニーにヘディングで簡単に先制点を与えてしまった。
26分:得点:アーセナル:ロシツキー ウォルコットの右サイドの突破から中央への折り返しをチアゴ・シウバが中途半端なクリアをしてしまい、ロシツキーがフリーでボールを持つとそのまま上手く流し込まれた。
43分:得点:アーセナル:ファン・ペルシー(PK) チェンバレンの速攻ドリブルを止めるためにペナルティエリア内でメスバがファールを犯してしまいPK献上。ファン・ペルシーが外すわけもなく3点目。
当然ながらアーセナルは開始直後からハイペース。前から前からプレスをかけて速い展開で一気に詰めていく作戦。それは前半の結果として表れた。だがミランとしては押し込まれるのは分かっていたし、どれも防げる失点だった。特に1点目、2点目は単純なミス。アーセナル狙い通りで得点に繋がったのはメスバ側のサイドにスピードで仕掛けて奪った3点目だけだった。それよりはミランはもっと落ち着いて自分たちのペースにすべきだったが、前線でもミス連発。攻撃の組み立ては全くできなかった。
<後半>
70分:交代:ミラン:エル・シャーラウィ → アクイラーニ
75分:交代:アーセナル:チェンバレン → シャマフ
89分:交代:ミラン:メスバ → ボネーラ
<結果>
アーセナル 3-0 ミラン
<得点>
アーセナル 7分 コシェルニー
26分 ロシツキー
43分 ファン・ペルシー(PK)
アーセナル 3-4 ミラン
<チーム評価>
4.0
<個人評価>
アッビアーティ:6.5
アバーテ:5.5
メクセス:5.5
チアゴ・シウバ:5.5
メスバ:4.0
ノチェリーノ:4.5
ファン・ボメル:4.0
エマヌエルソン:4.5
ロビーニョ:5.0
イブラヒモビッチ:5.0
エル・シャーラウィ:5.0
アクイラーニ:5.5
ボネーラ:-
アッレグリ:5.0
<マン・オブ・ザ・マッチ>
ロシツキー
後半は失点することなく、合計スコア3-4でなんとかベスト8進出。さすがに90分間ハイペースを続けられなかったアーセナルは前半のようなミランの決定的なミスがないと得点を重ねることはできなかった。ミランもこの試合は攻撃陣が不発で、決定機をものに出来ず最後まで苦しむはめになった。それでも前半のように不用意にファールしたりすることはなくなり、ドリブル突破も数的優位を作って最後のところで相手のチャンスを潰していた。ファン・ボメルは累積で次の試合は出場停止。
<今後の日程(現地時間)>
3/11(日) 15:00 セリエA第27節 レッチェ(H)
3/17(土) 18:00 セリエA第28節 パルマ(A)
3/25(日) 20:45 セリエA第29節 ローマ(H)
4/1(日) 20:45 セリエA第30節 カターニア(A)
4/7(土) 20:45 セリエA第31節 フィオレンティーナ(H)