ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「ローマ vs ミラン」

11/12セリエA第10節


スタジアム:スタディオ・オリンピコ(ローマ)
キックオフ:2011年10月29日18:00(現地時間)


<第9節終了時点>
ローマ:9位 勝点11 3勝2分3敗
ミラン:5位 勝点14 4勝2分2敗(3連勝中)


<スタメン>
ローマ(4-3-1-2)
GK:ステケレンブルフ
DF:カッセッティ ブルディッソ フアン ホセ・アンヘル
MF:ピサーロ デ・ロッシ(C) ガゴ ピャニッチ
FW:オスバルド ボリーニ
監督:ルイス・エンリケ


ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ(C)
DF:アバーテ ネスタ チアゴ・シウバ ザンブロッタ
MF:アクイラーニ(1G) ファン・ボメル ノチェリーノ(4G) ボアテング(3G)
FW:イブラヒモビッチ(2G) ロビーニョ(1G)
 サブ:アメーリア ジェペス(1G) ボネーラ タイウォ アンブロジーニ エマヌエルソン カッサーノ(2G)
 ベンチ外:ローマ エル・シャーラウィ(1G)
 出場停止:なし
 出場不可:メクセス アントニーニ ガットゥーゾ フラミニ セードルフ(1G) パト インザーギ
監督:アッレグリ


主審:ダマト


開幕スタートダッシュに失敗した両チームだが、徐々に順位を上げてきた。


ローマはトッティ、ケアーが負傷で欠場。


ミランは古巣対決となるはずだったメクセスが手の軽い骨折で3週間ほど再び離脱することに。ネスタは前節完全休養だったのでスタメンに名を連ねた。2戦連続のトリプレッタを出している中盤にはそのボアテングとノチェリーノ。ファン・ボメルも休養からスタメンに。アクイラーニは古巣対決。


<前半>

17分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ  ミラン先制!ボアテングのキープから右サイドへ展開すると、アクイラーニがクロスを上げ、イブラヒモビッチがヘディングでゴールネットを揺らした!

28分:得点:ローマ:ブルディッソ  コーナーキックからブルディッソに頭で押し込まれて同点に。ザンブロッタがマークして体をぶつけていたが当たり負けした。

30分:得点:ミラン:ネスタ  ミランがすぐに勝ち越し!ロビーニョのコーナーキックからネスタがフリーでヘディングシュートを決めた!

39分:交代:ローマ:ボリーニ → ボージャン  ボリーニが足を痛めて負傷。


前半はミランが先制し、ローマが追いつくもその直後に勝ち越して1点リード。3ゴールはいずれもヘディングによるものだった。ローマはピサーロを中心に組み立て、攻め入ろうとするがミランの堅守がそれを阻止。流れから決定機は作らせなかった。ミランはボアテングロビーニョがよく動いて前線でボールを受け、アクイラーニや両サイドバックがチャンスメイクする良い流れ。1点目はそんな理想的な展開からだった。あとはセカンドボールを上手く拾ってポゼッションを上げていきたい。


<後半>

63分:交代:ローマ:ガゴ → ラメラ

66分:交代:ミラン:ボアテングエマヌエルソン  ボアテングが足を痛めたようで交代。

67分:退場:ミラン:ボアテング  交代で下がったボアテングが暴言を吐いたようで、ベンチから退場処分。

71分:交代:ローマ:フアン → エインセ

74分:交代:ミラン:ロビーニョカッサーノ

78分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ  追加点!ショートコーナーからカッサーノが逆サイドに流すと、アクイラーニがシュートを打つと見せかけて中央に折り返し、待っていたイブラヒモビッチがヘディングで上手く流し込んだ!

87分:得点:ローマ:ボージャン  ラメラに突破を許し、打たれたシュートはアッビアーティが防いだが、こぼれ球をボージャンに詰められて1点差に。

88分:交代:ミラン:ノチェリーノ → アンブロジーニ

90分:退場:ミラン:アッレグリ  主審に抗議して退席処分。


<結果>

ローマ 2-3 ミラン


<得点>

ローマ 28分 ブルディッソ
    87分 ボージャン


ミラン 17分 イブラヒモビッチ
    30分 ネスタ
    78分 イブラヒモビッチ


<チーム評価>

6.0


<個人評価>

アッビアーティ:6.5
アバーテ:6.0
ネスタ:6.5
チアゴ・シウバ:7.0
ザンブロッタ:5.5
アクイラーニ:6.0
ファン・ボメル:6.0
ノチェリーノ:5.5
ボアテング:5.5
イブラヒモビッチ:7.0
ロビーニョ:5.5
エマヌエルソン:5.5
カッサーノ:6.0
アンブロジーニ:-

アッレグリ:5.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

イブラヒモビッチ


ミラン、セリエ4連勝!後半はほとんどの時間帯攻め込まれ、引いて守る展開が続いた。前半と同様、最終ラインとMFで強固な守備網を敷いてバイタルエリアへの侵入、自由なプレーは許さなかった。それでも結果的には2失点。1点はセットプレーからザンブロッタのフィジカル負け。2点目はネスタの1対1の負けから。組織で崩される場面はほぼなかった。逆に少ないシュートチャンスを活かして得点は3つ。全てヘディングシュートという珍しい結果。イブラヒモビッチがドッピエッタでアシストは2得点ともアクイラーニ。ネスタはコーナーキックから久々ゴール。ミランは前線でイブラヒモビッチがキープできるのは頼もしいが、カウンターがはまらない。ロビーニョエマヌエルソンが持ち味を発揮するところのはずだが、速攻というものがないのが気になる。そして、ノチェリーノがイエローカードをもらって累積で次節出場停止。ボアテングも交代後に暴言を吐いてレッドカードを受けた。さらにアッレグリ監督も抗議したことにより退席処分を言い渡され3人欠いてしまうことになった。


<今後の日程(現地時間)>

11/1(火) 20:00 チャンピオンズリーググループステージ第4節 BATEボリソフ(A)

11/6(日) 15:00 セリエA第11節 カターニア(H)

11/19(土) 20:45 セリエA第12節 フィオレンティーナ(A)

11/23(水) 20:45 チャンピオンズリーググループステージ第5節 バルセロナ(H)

11/27(日) 20:45 セリエA第13節 キエーボ(H)