ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「レッチェ vs ミラン」

11/12セリエA第8節


スタジアム:スタディオ・ビア・デル・マーレ(レッチェ)
キックオフ:2011年10月23日12:30(現地時間)


<第7節終了時点>
レッチェ:19位 勝点4 1勝1分4敗
ミラン:13位 勝点8 2勝2分2敗


<スタメン>
レッチェ(4-3-2-1)
GK:ベナッシ
DF:オッド トモビッチ エスポージト メスバー
MF:オボド ストラッサー ジャコマッツィ グロスミュラー クアドラー
FW:コルビア
監督:ディ・フランチェスコ


ミラン(4-3-1-2)
GK:アッビアーティ
DF:アバーテ ネスタ ジェペス アントニーニ
MF:アンブロジーニ(C) ファン・ボメル ノチェリーノ(1G) ロビーニョ(1G)
FW:イブラヒモビッチ(1G) カッサーノ(2G)
 サブ:ローマ メクセス ボネーラ タイウォ アクイラーニ(1G) ボアテング エル・シャーラウィ(1G)
 ベンチ外:ピスチテッリ エマヌエルソン
 出場停止:なし
 出場不可:アメーリア チアゴ・シウバ ザンブロッタ ガットゥーゾ フラミニ セードルフ(1G) パト インザーギ
監督:アッレグリ


主審:ペルッツ


公式戦2連勝中のミラン。キャプテンのアンブロジーニが復帰してスタメンに。アクイラーニボアテングはベンチから。


<前半>

4分:得点:レッチェ:ジャコマッツィ  セットプレーから失点。ジャコマッツィをゴール目の前でフリーにした。ジェペスがしっかりついていなかった。

30分:得点:レッチェ:オッド(PK)  コーナーキックのボールをアッビアーティがキャッチに行って、これをまさかのファンブル。こぼれ球をアッビアーティが拾おうとしたところにコルビアに先に触られ、倒してしまいPKを献上。これをレッチェにレンタル中のオッドに決められ2点差に。

37分:得点:レッチェ:グロスミュラー  ミランの守備陣が全て後手後手になってボール奪取できず、あれよあれよと言う間にゴール前に抜け出されて最後はグロスミュラーに流し込まれた。


前半だけでまさかの3点ビハインド。試合の入り方から完全に気の抜けていたミラン。やられるのも時間の問題とか思う間もなく先制を許し、さらに追加点を2つも与えてミランの選手はピッチ上にいなかったかのよう。マークについていなかったり、ミスしたり、不用意にファールしたり、プレッシング遅かったり、カバーできていなかったり、集中力の欠如極まりない。


<後半>

ハーフタイム:交代:ミラン:アンブロジーニアクイラーニ  ロビーニョボアテング

49分:得点:ミラン:ボアテング  ようやく1点!決めたのは替わって入ったばかりのボアテング!コーナーキックの流れからアクイラーニの折り返しをボアテングが左足で振り抜いてゴールに突き刺した!

55分:得点:ミラン:ボアテング  2点目もボアテングカッサーノの落としをエリア手前からミドルシュートをこれも強烈に突き刺してキーパー1歩も動けず!今度は右足だった!

59分:交代:レッチェ:グロスミュラー → ベルトラッチ

63分:得点:ミラン:ボアテング  なんとボアテングがトリプレッタ!フリーキックのチャンスからアバーテがシュートを放つが、ディフェンダーに弾かれ、こぼれたところにボアテングが詰めて押し込んだ!

73分:交代:レッチェ:コルビア → ジャンドナート

81分:交代:レッチェ:クアドラード → オフェレ

83分:得点:ミラン:ジェペス  ミラン逆転!コーナーキックのセカンドチャンスで、ノチェリーノから左サイドのカッサーノにパスが出ると、カッサーノが浮き球の折り返しを送り、飛び込んできたジェペスがヘディングで押し込んだ!

89分:交代:ミラン:カッサーノ → エル・シャーラウィ



<結果>

レッチェ 3-4 ミラン


<得点>

レッチェ 4分 ジャコマッツィ
     30分 オッド(PK)
     37分 グロスミュラー


ミラン 49分 ボアテング
    55分 ボアテング
    63分 ボアテング
    83分 ジェペス


<チーム評価>

6.5


<個人評価>

アッビアーティ:4.5
アバーテ:5.5
ネスタ:5.5
ジェペス:5.5
アントニーニ:4.5
アンブロジーニ:4.0
ファン・ボメル:5.0
ノチェリーノ:6.0
ロビーニョ:4.5
イブラヒモビッチ:5.5
カッサーノ:6.0
アクイラーニ:5.5
ボアテング:8.5
エル・シャーラウィ:-

アッレグリ:6.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ボアテング


あまりに酷過ぎた前半から一転、後半だけで4点奪って逆転勝利。後半は一方的に攻め立てた。後半から入ったアクイラーニボアテングが活躍。特にボアテングはトリプレッタを記録の大活躍。シュート精度の高さはものすごかった。得点にならなかったシュートも十分可能性があったからだ。アクイラーニもパスの出し手、中盤で前線との繋ぎ役を見事にこなした。カッサーノも随所にチャンスメイク。2人ともボアテングのあまりの派手さに潜みがちに見えたかもしれないが、彼らがいなければボアテングの得点もなかった。逆にディフェンス陣は深刻。とても昨シーズン最少失点に抑えたチームとは思えない。ネスタも疲労が溜まっているのか…。ジェペスも安心感がない。アントニーニは安定感がない。良いときと悪いときの差があるのはディフェンダーとしては信頼に欠ける。そしてアッビアーティも昨シーズンなかったミスが目立つ。


<今後の日程(現地時間)>

10/26(水) 20:45 セリエA第9節 パルマ(H)

10/29(土) 18:00 セリエA第10節 ローマ(A)

11/1(火) 20:00 チャンピオンズリーググループステージ第4節 BATEボリソフ(A)

11/6(日) 15:00 セリエA第11節 カターニア(H)

11/19(土) 20:45 セリエA第12節 フィオレンティーナ(A)