ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「ミラン vs ウディネーゼ」

10/11セリエA第19節


スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2011年1月9日15:00(現地時間)


<第18節終了時点>
ミラン:1位 勝点39 12勝3分3敗
ウディネーゼ:8位 勝点26 8勝2分8敗


<スタメン>
ミラン(4-3-1-2):GK:アメーリア DF:アバーテ ボネーラ チアゴ・シウバ アントニーニ MF:ストラッサー セードルフ ガットゥーゾ ロビーニョ FW:イブラヒモビッチ パト
 サブ:ローマ ジェペス パパスタソプロス オッド モンテロンゴ メルケル カッサーノ
 ベンチ外:ディ・ファビオ オニェウ ロナウジーニョ オドゥアマディ
 出場停止:アンブロジーニ
 出場不可:アッビアーティ ネスタ ザンブロッタ ヤンクロフスキ ピルロ フラミニ ボアテング インザーギ

監督:アッレグリ

ウディネーゼ(3-5-2):GK:ハンダノビッチ DF:ベナティア サパタ ドミッツィ MF:イスラ アブディ インレル アサモア パスクアーレ FW:サンチェス ディ・ナターレ

監督:グイドリン

主審:バレリ


新年初戦を終盤の1点でなんとかものにしたミラン。内容はかなり低調だった上に、今節で復帰予定だったネスタは間に合わず、さらにアッビアーティまで故障者リストに。アンブロジーニは累積で出場できない。それでもイブラヒモビッチは累積明けでスタメン。カッサーノは2試合連続でベンチスタート。メルケルもベンチからで、トップ下にはロビーニョが入り、ストラッサーはスタメンに名を連ねた。


<前半>

35分:得点:ウディネーゼ:ディ・ナターレ  インレルのミドルシュートがポストに当たって、跳ね返ったところにディ・ナターレが詰めていた。

45+1分:得点:ミラン:パト  同点!エリア内でキープしたイブラヒモビッチが、右から中央に折り返し、パトが合わせて追いついた!


前半は先制されるもパトの終了間際のゴールで追いついて折り返すことに。立ち上がりからウディネーゼペースで、少しミランが反撃かと思われてもウディネーゼが流れを譲らなかった。得点シーン以外でもウディネーゼの分厚い攻撃が目立ち、ミランは前線の2人になかなかボールが渡らない時間帯が長かった。ミランはアントニーニが前に出ることが多かったので、そこを狙われてピンチに繋がっていた。


<後半>

53分:得点:ウディネーゼ:サンチェス  右サイドを崩されて、中央への折り返しに対してサンチェスに前へ入られて押し込まれた。

66分:得点:ウディネーゼ:ディ・ナターレ  カウンターからディ・ナターレにやられた。ボネーラは簡単にかわされた。

69分:交代:ミラン:セードルフカッサーノ

73分:交代:ウディネーゼ:ドミッツィ→コーダ

75分:交代:ウディネーゼ:アブディ→バドゥ

78分:得点:ミラン:OG  左サイドからチアゴ・シウバアーリークロスを上げると、それがベナティアの頭に当たってそのままゴールに吸い込まれオウンゴール

82分:得点:ミラン:パト  チアゴ・シウバがドリブルで持ち上がるとカッサーノへパス、そこからパトの足元へ渡りパトが落ち着いて決めた!カッサーノは2試合連続アシスト!

84分:交代:ウディネーゼ:ディ・ナターレ→デニス

89分:得点:ウディネーゼ:デニス  またもカウンターから勝ち越しを許した。

90+3分:得点:ミラン:イブラヒモビッチ  ボネーラからのパワプレー気味のロングボールをイブラヒモビッチが落とし、カッサーノから再びイブラヒモビッチへ渡るとディフェンダーをかわして決めた!


<結果>

ミラン 4-4 ウディネーゼ


<得点>

ミラン 45+1分 パト
    78分 OG
    82分 パト
    90+3分 イブラヒモビッチ

ウディネーゼ 35分 ディ・ナターレ
       53分 サンチェス
       66分 ディ・ナターレ
       89分 デニス


<チーム評価>

5.0


<個人評価>

アメーリア:5.0
アバーテ:5.0
ボネーラ:4.5
チアゴ・シウバ:5.5
アントニーニ:5.0
ストラッサー:5.0
セードルフ:5.0
ガットゥーゾ:6.0
ロビーニョ:5.5
イブラヒモビッチ:6.5
パト:6.5
カッサーノ:6.0

アッレグリ:5.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ディ・ナターレ


4-4という壮絶な打ち合いの末ドローで終えた。なんとも疲れる試合だった。一度もリードすることはできなかったが、離されても追いつくという粘りを見せた。それも守備がしっかりしていればこんなことにはならんかったのだが…。ボネーラでは代表クラスのフォワードは全く抑えられないことが改めて証明された。中盤ではセードルフが負ければボネーラと並んで戦犯とされるようなブーイングを浴びたが、ガットゥーゾが不在の主力に代わっていつも以上に奮起。ストラッサーもそれに引っ張られるように厳しい90分に耐えた。パトとカッサーノはまだ本調子ではないが随所ではさすがというプレー。そしてやはりイブラヒモビッチはいるといないでは大きな差。それにしても負けなくて良かった…。


<日程(キックオフ時間は現地時間>

1/16(日) 20:45 セリエA第20節 レッチェ(A)

1/23(日) 20:45 セリエA第21節 チェゼーナ(H)

1/29(土) 20:45 セリエA第22節 カターニア(A)

2/1(火) 20:45 セリエA第23節 ラツィオ(H)

2/6(日) 15:00 セリエA第24節 ジェノア(A)