ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「ミラン vs カターニャ」

09/10セリエA第33節


スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2010年4月11日15:00(現地時間)


<第32節終了時点>
ミラン:3位 勝点63 18勝9分5敗
カターニャ:14位 勝点38

1位 インテル 勝点66

2位 ローマ  勝点65

3位 ミラン  勝点63


<スタメン>
ミラン(4-2-1-3):GK:ジーダ DF:アバーテ チアゴ・シウバ ファバッリ アントニーニ MF:アンブロジーニ ピルロ セードルフ FW:フンテラール ボリエッロ ロナウジーニョ
 サブ:ローマ カラーゼ ザンブロッタ ガットゥーゾ フラミニ マンシーニ インザーギ
 ベンチ外:ロマニョーリ オッド アディアー オドゥアマディ ジゴーニ
 出場停止:なし
 出場不可:アッビアーティ オニェウ ネスタ ボネーラ ヤンクロフスキ ベッカム パト
監督:レオナルド

カターニャ(4-3-3):GK:アンドゥハル DF:アルバレス スポッリ テルリッツィ カプアーノ MF:リッキウティ カルボーニ ビアジャンティ FW:イスコ マキシ・ロペス マスカーラ
監督:ミハイロビッチ

主審:オルサート


残り6節。前節は上位3チームとも勝利して変動はなし。

ミランはフラミニが出場停止明け。コンディション不良が心配されたアンブロジーニセードルフボリエッロは3人とも招集。

カターニャはシルベストレが出場停止。マルティネスは負傷欠場。


<前半>

12分:得点:カターニャ:マキシ・ロペス  好調マキシ・ロペスにあっさり裏を取られて先制を許した。

43分:得点:カターニャ:リッキウティ  後方からの飛び出しに付いていけずに追加点を入れられた。カウンターからまた裏を取られてマキシ・ロペスにクロスを上げられ、リッキウティがヘディングで押し込んだ。


前半だけで2点のビハインド。2点ともマキシ・ロペスに同じように裏を取られてフィニッシュまで楽に持っていかれた。ただ戻って立っているだけでは守備と言えない。人形を置いているのと同じだ。攻撃も動きがなさすぎてボールを出す選択肢がない。カターニャはとても守りやすそうだった。アントニーニなんかはよく上下に動いているのに動き損。ロナウジーニョも素直に預ければいいのに、と思うシーンも何度か。そして全体的にボールコントロールが悪い。トラップが大きくなってすぐに詰められたり、ポストプレーには至らなかったり、無理なドリブルで取られてしまったり。完全にカターニャペースだった。


<後半>

47分:得点:ミラン:ボリエッロ  後半開始早々1点返した!左サイドでの仕掛けが詰まってしまったところで、ピルロが少し後方で受けると、ピルロらしい裏への優しい浮き球でセードルフへ出すと、そのままヘディングで折り返してボリエッロもヘディングで押し込んだ!

61分:交代:カターニャ:カルボーニ→レデスマ

63分:交代:ミラン:ファバッリ→フラミニ  ファバッリが足を痛めてしまった様子。アンブロジーニセンターバックにコンバート。アンブロジーニの位置にフラミニが入った。

72分:交代:カターニャ:リッキウティ→デルベッキオ

75分:交代:ミラン:セードルフマンシーニ フンテラールインザーギ

80分:得点:ミラン:ボリエッロ  ボリエッロのドッピエッタ!右サイドのアバーテから初めて良いクロスが上がって、中央のボリエッロが胸トラップボレーをコースを狙って決めた!インザーギがバスケのスクリーンプレーのように囮になった!

83分:交代:カターニャ:イスコ→ポテンツァ


<結果>

ミラン 2-2 カターニャ


<得点>

ミラン 47分 ボリエッロ
    80分 ボリエッロ

カターニャ 12分 マキシ・ロペス
      43分 リッキウティ


<チーム評価>

5.0


<個人評価>

ジーダ:5.5
アバーテ:6.0
チアゴ・シウバ:5.5
ファバッリ:5.0
アントニーニ:5.5
アンブロジーニ:5.5
ピルロ:5.0
セードルフ:5.5
フンテラール:4.5
ボリエッロ:7.0
ロナウジーニョ:4.5
フラミニ:5.5
マンシーニ:4.5
インザーギ:6.0

レオナルド:4.5


<マン・オブ・ザ・マッチ>
ボリエッロ


後半ボリエッロのドッピエッタで追いつきはしたものの、勝ち越すまでには至らず勝点2を失ったゲームとなった。審判の判定がかなりミランに不利に働いて、ホームアドバンテージがなかった。そして戦犯はロナウジーニョ。仲間を信頼せずに単独突破ばかり狙ったプレーぶりはひどすぎた。最後の最後までそうだった。止まっているボールでさえまともに蹴れない選手をレオナルドはなぜ代えなかったのか。相変わらず不適正なポジションをまかせられるフンテラールも見せ場ゼロ。マンシーニもまともに使えないのならフォーメーションを変えたり、別の選手を起用すべきだ。戦術がない。1度はまったからといって同じような戦い方しか続けなければいけない理由なんてどこにもない。次節はピルロチアゴ・シウバが累積で出場停止。


<今後の予定(キックオフ時間は現地時間)>

4/18(日) 15:00 セリエA第34節 サンプドリア(A)

4/25(日) 15:00 セリエA第35節 パレルモ(A)

5/2(日) 20:45 セリエA第36節 フィオレンティーナ(H)

5/9(日) 20:45 セリエA第37節 ジェノア(A)

5/16(日) 20:45 セリエA第38節 ユベントス(H)