ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「カリアリ vs ミラン」

09/10セリエA第32節


スタジアム:スタディオ・サンテリア(カリアリ)
キックオフ:2010年4月3日15:00(現地時間)


<第31節終了時点>
カリアリ:12位 勝点40 11勝7分13敗
ミラン:3位 勝点60 17勝9分5敗

1位 インテル 勝点63
2位 ローマ  勝点62
3位 ミラン  勝点60


<スタメン>
カリアリ(4-4-2):GK:マルケッティ DF:ピザーノ カニーニ アストーリ アゴスティーニ MF:ビオンディーニ コンティ ラッツァーリ コッス FW:ラガッツ マトリ
監督:アッレグリ

ミラン(4-3-3):GK:ジーダ DF:アバーテ チアゴ・シウバ ファバッリ アントニーニ MF:アンブロジーニ ピルロ セードルフ FW:フンテラール ボリエッロ ロナウジーニョ
 サブ:ローマ カラーゼ オッド ザンブロッタ ガットゥーゾ インザーギ ジゴーニ
 ベンチ外:ペルッキーニ ロマニョーリ ストラッサー ヴェルディ
 出場停止:フラミニ
 出場不可:アッビアーティ オニェウ ネスタ ボネーラ ヤンクロフスキ ベッカム アディアー パト マンシーニ
監督:レオナルド

主審:ブリーギ


残り7節。前節、ローマが首位インテルを破って勝点1差にして大混戦となった。ミランは痛いドローに終わり3位に落ちたものの、インテルとの差は3に縮まった。

カリアリはネネが出場停止。ここ7試合白星なし。その間失点17(1試合平均2.43)。センターバックのアストーリは来夏ミランへの復帰が期待されている。本人も熱望しているとも言われている。

ミランはフラミニが出場停止。前節からはピルロ、ロナウジーニョが出場停止明けで戻ってきた。それでも、さらにヤンクロフスキインザーギが故障者リストに。プリマベーラから5人も招集される事態。


<前半>

7分:得点:ミラン:ボリエッロ  アウェーのミラン先制!ボリエッロセードルフとワンツーでエリア内を抜けて右足でファーストチャンスをものにした!

17分:得点:カリアリ:ラガッツ  エリア内のコンティがくさびのパスを受けて倒れ、こぼれたボールをラガッツが押し込んだ。

19分:得点:ミラン:フンテラール  同点にされた直後にフンテラールの鮮やかなロングシュートが突き刺さって再びリード!左足で思い切って振り抜いた!

32分:得点:カリアリ:マトリ  ピルロが奪われてはいけないポジションで奪われ、3対2の状況を作られてしまい、最後はマトリに流し込まれた。

38分:得点:ミラン:OG(アストーリ)  オウンゴールで三度ミランがリードを奪った!右サイドでアバーテがオーバーラップからドリブルの仕掛けを見せ、折り返したボールがマルケッティのミスによってアストーリに当たってゴールイン!


前半だけで5点も入る乱打戦。2度追いつかれるもなんとか1点リードして折り返すことができた。前節と比べるとよく分かるが、ピルロとロナウジーニョがいることでボールをキープし、散らせ、ラストパスでチャンスを作ることができる。それによってフンテラールボリエッロサイドバックらが活かされていた。セードルフも負担が軽くなり、本来のポジションでかなりやり易そうだった。得点以外でも決定機が何度かあり、2点差や3点差になっていてもおかしくなかった。カリアリもホームということもあってかなり攻撃的。前線に惜しみなく選手がどんどん上がっていく。


<後半>

60分:交代:ミラン:フンテラールザンブロッタ  ザンブロッタが右サイドバックに入り、アバーテが前へポジションを上げた。

63分:交代:カリアリ:ラッツァーリ→デッセーナ

73分:交代:カリアリ:ラガッツ→ジェダ

73分:交代:ミラン:ピルロガットゥーゾ

82分:交代:カリアリ:ビオンディーニ→ラリベイ

87分:交代:ミラン:アバーテ→オッド  オッドはそのまま中盤の右に。


<結果>

カリアリ 2-3 ミラン


<得点>

カリアリ 17分 ラガッツ
     32分 マトリ

ミラン 7分 ボリエッロ
    19分 フンテラール
    38分 OG(アストーリ)


<チーム評価>

6.0


<個人評価>

ジーダ:7.5
アバーテ:6.0
チアゴ・シウバ:5.5
ファバッリ:5.5
アントニーニ:7.0
アンブロジーニ:5.5
ピルロ:5.5
セードルフ:7.0
フンテラール:6.5
ボリエッロ:7.0
ロナウジーニョ:6.5
ザンブロッタ:6.0
ガットゥーゾ:5.5
オッド:-

レオナルド:6.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

ジーダ


後半は両チームとも得点なく、ミランが4試合ぶりの勝利。カリアリが追いつくべく最後まで攻撃を繰り返したが、ジーダがファインセーブを連発。アントニーニもチームを救った。交代枠が全て守備的だったのはまだまだチームの苦しさを物語っていた。ピルロの出来は良くなかったが、それでもセードルフとロナウジーニョと共存すると安定感は増す。後は守備陣。ジーダのおかげで凌いだがこの試合はチアゴ・シウバもファバッリも不安定。風がかなり強く、太陽光も影響していたこともあった。アバーテ、アントニーニの両サイドは素晴らしかった。いつになく突破に成功していたアバーテ。アントニーニも持ち前の運動量で攻守に貢献。オッドは何をしに出てきたのか分からなかったが…。


<ハイライト>


<今後の予定(キックオフ時間は現地時間)>

4/11(日) 15:00 セリエA第33節 カターニャ(H)

4/18(日) 15:00 セリエA第34節 サンプドリア(A)

4/25(日) 15:00 セリエA第35節 パレルモ(A)

5/2(日) 20:45 セリエA第36節 フィオレンティーナ(H)

5/9(日) 20:45 セリエA第37節 ジェノア(A)