「ユベントス vs バイエルン」
09/10チャンピオンズリーググループステージ第6節グループA
スタジアム:スタディオ・オリンピコ(トリノ/イタリア)
キックオフ:2009年12月8日20:45(現地時間)
<第5節終了時点>
ユベントス:2位 勝点8 2勝2分1敗
バイエルン:3位 勝点7 2勝1分2敗
<スタメン>
ユベントス(4-3-1-2):GK:ブッフォン DF:カセレス レグロッターリエ カンナバーロ グロッソ MF:カモラネージ フェリペ・メロ マルキージオ ジエゴ FW:デル・ピエーロ トレゼゲ
監督:フェラーラ
バイエルン(4-4-2):GK:ブット DF:ラーム ファン・ブイテン デミチェリス バードシュトゥバー MF:ミュラー シュバインシュタイガー ファン・ボメル プラニッチ FW:オリッチ マリオ・ゴメス
監督:ファンハール
主審:ブサッカ
ボルドーの1位通過が決まり、2位の座をこの2チームが直接対決で争う。ホームで引き分け以上ならユベントス。バイエルンは勝つしかない。
ユベントスは週末のイタリアダービーを制して、ビッグマッチ続きだが勢いをつけたいところ。アマウーリ、ジョビンコがベンチスタート。キエッリーニが負傷欠場。
バイエルンもブンデスリーガでは2連勝中。ロッベン、クローゼ、ティモシュクがベンチスタート。リベリーの復帰はまだ。
<前半>
19分:得点:ユベントス:トレゼゲ トレゼゲのスーパーゴールでユベントス先制!高い位置でデミチェリスの不用意な持ち上がりからボールを奪い、マルキージオが左足でアーリークロスを上げ、トレゼゲが滑りこみながら浮いたボールをダイレクトボレーで叩きこんだ!
30分:得点:バイエルン:ブット(PK) バイエルンが同点に追いついた!PKを決めたのはなんとキーパーのブット!
緊張感十分な前半は1-1で折り返した。このゲームで決勝トーナメント進めるかどうかが決まるとあって、やはり白熱。選手の気持ちもかなり入っていた。ユベントスが先制したが前半は完全にバイエルンペース。ポゼッションもシュート数も決定機の数も圧倒。ユベントスは守備に追われ、かなり余裕のない展開となった。特にバイエルンが追いついてからはまさにたたみ掛けるようだった。しかし、決めることができていなのも事実。オリッチは1点は獲っておかないといけなかった。ユベントスは引き過ぎるのもよくない。シュバインシュタイガーのミドルやプラニッチ、ファン・ボメルのクロスも脅威だからだ。
<後半>
52分:得点:バイエルン:オリッチ バイエルン逆転!コーナーキックの流れからファン・ボメルがボールを拾い、右からアーリークロスをファン・ブイテンに合わせ、ヘディングシュートはブッフォンにファインセーブされたがこぼれたところにオリッチが詰めていた!
83分:得点:バイエルン:マリオ・ゴメス あまりにも大きな追加点がバイエルンに入った!コーナーキックからファン・ブイテンが頭で合わせ、ブッフォンが弾いたところに今度はマリオ・ゴメスが押し込んだ!
90+2分:得点:バイエルン:ティモシュク トドメの一発はティモシュクの強烈なミドルシュート!ロッベン、ミュラーと繋いでダイレクトでティモシュク!
<結果>
<得点>
バイエルン 30分 ブット(PK)
52分 オリッチ
83分 マリオ・ゴメス
90+2分 ティモシュク
<マン・オブ・ザ・マッチ>
オリッチ
オリンピコでバイエルン完勝。ユベントス完敗。引き分けで良かったのにまさかの大敗。トレゼゲの先制ゴールこそ素晴らしかったが、それ以外ではほぼ見せ場なし。バイエルンの一方的なゲームとなった。バイエルンは全選手良かった。動きの連動性が攻撃にも守備にも発揮され、これ以上ない試合を見せた。パスは繋がるしセカンドボールは拾えるしシュートは打てるしジエゴは完璧に抑えたし。ユベントスはデル・ピエーロ、ジエゴ、フェリペ・メロとセンターラインの中心選手を次々と交代させていった。確かにイタリアダービーから中2日でコンディションンが良くないのはあったが采配ミスは明らか。後半に入って修正するどころか悪い流れは変えられなかった。これでバイエルンがユベントスを抜いて2位通過。ユベントスはELにまわることになった。
<ハイライト>