「カターニア vs ミラン」
09/10セリエA第14節
スタジアム:スタディオ・アンジェロ・マッシミーノ(カターニア)
キックオフ:2009年11月29日20:45(現地時間)
<第13節終了時点>
カターニア:19位 勝点9 1勝6分6敗
ミラン:3位 勝点25 7勝4分2敗(3連勝中)
<スタメン>
カターニア(4-4-1-1):GK:アンドゥハル DF:ベッルッシ シルベストレ スポッリ アルバレス MF:マルティネス ビアジャンティ カルボーニ ラマ マスカーラ FW:森本
監督:アッツォーリ
ミラン(4-3-3):GK:ジーダ DF:アバーテ ネスタ チアゴ・シウバ ザンブロッタ MF:アンブロジーニ フラミニ セードルフ FW:パト ボリエッロ ロウナジーニョ
サブ:ストラーリ カラーゼ ファバッリ アントニーニ ディ・ジェンナーロ フンテラール インザーギ
出場停止:ピルロ
ベンチ外:アッビアーティ ローマ ボネーラ
出場不可:オニェウ ヤンクロフスキ ガットゥーゾ
監督:レオナルド
主審:ブリーギ
カターニアはいまだ1勝で降格ゾーンにいる苦しい状況。森本が先発。
ミランはCLを戦ったばかり。グループ突破は最終節までもつれ込むことになった。そして最近スタメンを張り続けていたオッドがその試合で足を負傷して2ヶ月の離脱。ボネーラもようやく練習には参加し始めたが出場はできる状態にない。ピルロは累積で出場停止。
<前半>
前半はお互い無得点。決定機どころかシュートもほとんどない展開だった。ミランはボールを持つも、引いて守るカターニア相手に崩すまでには至らなかった。パスが雑なような気がした。アバーテやザンブロッタはオ−バーラップするも良いクロスが上がることはなかった。セードルフのミドルシュートも枠を捉えることがなかった。パトが何度か裏に抜け出す場面があり、アバーテがロングパスを入れていたので、チアゴ・シウバも狙ってみてほしい。ボリエッロ、ロナウジーニョのところはプレッシャーが強い。ロナウジーニョは少し中央の方が受けやすいかもしれない。
<後半>
61分:交代:カターニア:ラマ→イスコ
66分:交代:ミラン:ザンブロッタ→アントニーニ
78分:交代:カターニア:森本→リッキューティ
86分:交代:カターニア:マスカーラ→ポテンツァ
90+3分:得点:ミラン:フンテラール ついにきたフンテラール!インザーギが落としたボールをエリア内ギリギリのところからフンテラールが左足を振り抜いて抑えたシュートを沈めた!
90+5分:得点:ミラン:フンテラール さらにさらにまたインザーギとの絡み合いから中央でフンテラールが持ち、少し開きながら意表を突いたループシュートでダメ押し弾!
<結果>
カターニア 0-2 ミラン
<得点>
<チーム評価>
5.0
<個人評価>
ジーダ:5.5
アバーテ:5.5
ネスタ:6.0
チアゴ・シウバ:6.0
ザンブロッタ:5.5
アンブロジーニ:5.5
フラミニ:5.0
セードルフ:5.5
パト:4.5
ボリエッロ:5.0
ロナウジーニョ:5.0
アントニーニ:5.5
インザーギ:6.0
フンテラール:7.5
レオナルド:6.5
<マン・オブ・ザ・マッチ>
ロスタイムのフンテラールの移籍後初ゴールを含む土壇場の2得点で勝利!これは大きい。はっきり言って勝てる試合じゃなかった。形は全くできず手詰まり感満載だった。そこにインザーギ、フンテラールとたて続けに投入し、その2人が少ない時間の中で結果を残した。レオナルドもフラミニを下げてフンテラールを入れ、これまでにない少し大胆な策に出た。4トップのようなフォーメーションは初めて。インザーギとフンテラールのコンビも初めて。ローマ戦で3トップに変えたときもそうだったが、こういうのが当たっている。また転機になるゲームかもしれない。とにもかくにもフンテラールにとってはかなり大きい。必要な存在であることを示した。試合終了後のメンバー全員でフンテラールを祝福するシーンは良かった。ミランはこれでセリエ4連勝。10月、11月はCLも含めて無敗で終えることになった。
<ハイライト>
<今後の予定(キックオフ時間は現地時間)>
12/5(土) 18:00 セリエA第15節 サンプドリア(H)
12/8(火) 20:45 チャンピオンズリーググループステージ第6節 チューリッヒ(A)
12/13(日) 15:00 セリエA第16節 パレルモ(H)
12/19(土) 20:45 セリエA第17節 フィオレンティーナ(A)
(12/20〜1/5 ウィンターブレイク)