ネスタのドッピエッタでキエーボに勝利!
セリエAの第9節、アウェーでキエーボと戦ったミランは、終盤のネスタのヘディングシュートによるドッピエッタで逆転勝利を収めた。
前半の7分というまたしても早い時間帯にピンツィに決められ、先制を許したミランは無得点で前半を折り返す。後半に入って81分に左サイドからピルロのクロスに対してボリエッロのシュートがクロスバーに弾かれたところにネスタが詰めて同点に。ロスタイムに入ってコーナーキックからネスタがヘディングシュートを決めて土壇場で逆転に成功。これでセリエ前節のローマ戦、CLレアルマドリード戦に続き、公式戦3連勝を飾った。
<スタメン>
4-3-3
GK:ジーダ DF:オッド ネスタ チアゴ・シウバ アントニーニ(88分OUT) MF:フラミニ ピルロ セードルフ FW:パト フンテラール(60分OUT) ロナウジーニョ(79分OUT)
サブメンバー:ローマ ファバッリ ザンブロッタ(88分IN) ストラッサー ベルディ ボリエッロ(60分IN) インザーギ(79分IN)
ジーダとネスタの活躍で勝利したミラン。ジーダはミラクルセーブも見せチームを救った。ネスタは言うまでもなく攻守に渡って大活躍。セードルフやロナウジーニョにも決定機があったが、相手ゴールキーパーも当たっていたため決めることはできなかった。
公式戦3連勝はとても嬉しいがいずれも逆転勝ち。逆境に強くなった(?)と言えば聞こえは良いが、それは常に先制点を許していることを意味している。キエーボ戦でもピンツィをエリア内でフリーにしていた。失点時以外にもピンチが多く、ネスタの絶好調があるだけでは当然安定感はない。攻撃もピルロ、セードルフ、パトがいなければ生まれない状況。これでは日程の厳しさについていけない。
なお、ヤンクロフスキがプレート除去の手術を行うため、1ヶ月程度離脱する見込みとなった。
<今後の予定(キックオフ時間は現地時間)>
10/28(水)20:45 セリエA第10節 ナポリ(A)
10/31(土)20:45 セリエA第11節 パルマ(H)
11/3(火)20:45 チャンピオンズリーググループステージ第4節 レアルマドリード(H)
11/8(日)15:00 セリエA第12節 ラツィオ(A)
11/22(日)15:00 セリエA第13節 カリアリ(H)