「フィオレンティーナ vs リバプール」

09/10チャンピオンズリーググループステージ第2節グループE

スタジアム:スタディオ・アルテミオ・フランキ(イタリア・フィレンツェ)
キックオフ:2009年9月29日20:45(現地時間)

<第1節終了時点>
フィオレンティーナ:3位　勝点0　1敗
リバプール:1位　勝点3　1勝

<スタメン>
フィオレンティーナ(4-2-3-1):GK:フレイ　DF:コモット　ダイネッリ　ガンベリーニ　ゴッビ　MF:ザネッティ　モントリーボ　マルキオンニ　ヨベティッチ　バルガス　FW:ムトゥ
監督:プランデッリ
リバプール(4-2-3-1):GK:レイナ　DF:グレン・ジョンソン　キャラガー　シュクルテル　インスーア　MF:ルーカス　ファビオ・アウレリオ　カイト　ジェラード　ベナユン　FW;フェルナンド・トーレス
監督:ベニテス
主審:ブリッフ

フィオレンティーナは第1節でいきなりジラルディーノが退場。結局2試合の出場停止となりエース不在の戦いが続く。

リバプールは第1節辛勝。マスチェラーノが負傷中。

<前半>

28分:得点:フィオレンティーナ:ヨベティッチ　　流れを掴んでいたフィオレンティーナが先制！ヨベティッチが貴重なゴールをきっちり決めた！ザネッティからのスルーパスに中央でヨベティッチが反応した！

37分:得点:フィオレンティーナ:ヨベティッチ　　右サイドのマルキオンニが上手く縦に抜け、クロスを上げたが逆サイドに流れ、バルガスのシュート性のボールに最前線にいたヨベティッチがコースを変えて流し込んだ！

フィオレンティーナがヨベティッチの2得点で2-0とかなり良い流れでリード。ジラルディーノが不在で、開始直後こそ連係の繋がらないところがあったが徐々に細かなパスもスムーズに繋ぐようになった。そして守備が良く、いったい効果的なパスカットを何本を繰り返したことか。リバプールはノーチャンス。放ったシュートはわずか1本。それも印象に残らないほど。

<後半>

72分:交代:リバプール:インスーア→バベル

74分:交代:フィオレンティーナ:バルガス→ヨルゲンセン

80分:交代:リバプール:カイト→ボロニン

83分:交代:フィオレンティーナ:ムトゥ→ドナデル

90分:交代:フィオレンティーナ:マルキオンニ→デ・シルベストリ

<結果>

フィオレンティーナ　2-0　リバプール

<得点>

フィオレンティーナ　28分　ヨベティッチ
　　　　　　　　　　37分　ヨベティッチ

<マン・オブ・ザ・マッチ>

ヨベティッチ

フィオレンティーナがホームで完勝。破壊力のあるリバプールを完封した。後半はかなりリバプールがシュートを放ったが決定的なものは少なく、フィオレンティーナの守備陣が最後までしっかりついていた。90分間の集中力は見事だった。今季これまでで最も良いゲームだったのかもしれない。ヨベティッチは2得点とも得意の飛び出しから。ルーカスへの対応で数度よくない部分があったがそれ以外で目立った悪いところはなく、CLの舞台でも存在感を十分に示した。