「ミラン vs ボローニャ」
09/10セリエA第4節
スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2009年9月20日15:00(現地時間)
<第3節終了時点>
ミラン:10位 勝点4 1勝1分1敗
ボローニャ:16位 勝点2 2分1敗
<スタメン>
ミラン(4-3-1-2):GK:ストラーリ DF:アバーテ ネスタ カラーゼ ファバッリ MF:ガットゥーゾ ピルロ アンブロジーニ セードルフ FW:パト フンテラール
サブ:ジーダ オニェウ オッド ヤンクロフスキ アントニーニ フラミニ インザーギ
監督:レオナルド
ボローニャ(4-4-2):GK:ビビアーノ DF:ラッジ ボスタノーバ ブリトス ランナ MF:ゼノーニ グアーナ ミンガッツィーニ バリアーニ FW:ディ・バイオ サラジエータ
監督:パパドブロ
主審:バレリ
ミッドウィークではアウェーでマルセイユに勝利したミラン。苦しいゲームだっただけに消耗がありそうだが、その勝利の勢いをセリエAにも繋げたい。今シーズンホーム初勝利がかかっている。ロナウジーニョは発熱(!?)により招集されていない。最終ラインもザンブロッタ、チアゴ・シウバはお休み。まさかのアバーテ右サイドバックで初スタメン。
ボローニャは今シーズンいまだ勝星なし。
<前半>
前半のうちにはミランはボローニャの守備陣から得点は奪えなかった。パトの最終ラインの裏へ抜け出す動きがかなり良い。ピルロ、セードルフからだけでなく、カラーゼやファバッリからもフィードボールが出ていた。そこにフテラールが合えばというところ。フンテラールに合ってほしいもう1つのボールはアバーテからのクロス。ほとんど攻められることのない相手の場合右サイドバックのアバーテはありだ。豊富な運動量とスピードを活かして長い距離を走っていた。クロスもなかなか良い。後半はもっと使ってほしいところだ。
<後半>
54分:交代:ボローニャ:グアーナ→ムタレッリ
62分:交代:ミラン:フンテラール→インザーギ ガットゥーゾ→オッド 同時に2人を代えた。CLで2得点のインザーギを投入。オッドは右サイドバックに入ってアバーテが1つポジションを上げた。
70分:交代:ボローニャ:サラジエータ→ボンバルディーニ
70分:交代:ミラン:ファバッリ→ヤンクロフスキ イエローを1枚もらいスタミナや攻撃重視のためにファバッリは下がった。
75分:得点:ミラン:セードルフ ミランがカウンターからようやく先制!左サイドからセードルフが個人技でドリブル突破して決めた!
<結果>
ミラン 1-0 ボローニャ
<得点>
ミラン 75分 セードルフ
<チーム評価>
5.5
<個人評価>
ストラーリ:6.0
アバーテ:7.0
ネスタ:6.5
カラーゼ:6.0
ファバッリ:5.5
ガットゥーゾ:5.5
ピルロ:6.5
アンブロジーニ:6.0
セードルフ:7.0
パト:6.5
フンテラール:5.0
インザーギ:5.5
オッド:5.5
ヤンクロフスキ:5.5
レオナルド:6.0
<マン・オブ・ザ・マッチ>
1点を守り切ってミランが辛勝。今季ホーム初勝利。ガットゥーゾとインザーギがそれぞれ決定機をきちんと決めていればもっと楽だった。攻撃ではパト、セードルフ、ピルロ、アバーテが活躍。アンブロジーニも含めて運動量豊富に動いていた。特に初スタメンのアバーテは慣れない右サイドバックもこなし、途中からは中盤でもしっかりと攻守に貢献。90分間よく顔を出していた。欲を言えばオーバーラップをもっと見たかった。こういう引いた相手には今日のようなアバーテの起用法は効果的。フンテラールは逆にまだまだフィットしていない。オープニングシュートこそ可能性を感じさせたが期待には応えていない。体の強さ、高さを活かしてセットプレー、ポストプレーで存在感を示してほしい。インザーギの年齢、負傷がちのボリエッロのことを考えると1日でも早く馴染んでほしい。守備の時間はほとんどなかったが不安だったカラーゼも最低限の仕事はこなした。オニェウは使えないのだろうか?コーナーキックとか多かったことを思うとオニェウのような屈強な選手がいるとセットプレーは面白いのだが。