ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「マルセイユ vs ミラン」

09/10チャンピオンズリーググループステージ第1節グループC


スタジアム:スタッド・ベロドローム(フランス・マルセイユ)
キックオフ:2009年9月15日20:45(現地時間)


<スタメン>
マルセイユ(4-3-1-2):GK:マンダンダ DF:カポレ ディアワラ エインセ タイウォ MF:シセ ンビア シェル ルチョ・ゴンザレス FW:ブランドン ニアング
監督:デシャン
ミラン(4-3-1-2):GK:ストラーリ DF:オッド ネスタ チアゴ・シウバ ザンブロッタ MF:フラミニ ピルロ アンブロジーニ セードルフ FW:パト インザーギ
 サブ:ジーダ カラーゼ ヤンクロフスキ ガットゥーゾ アバーテ ロナウジーニョ フンテラール 
監督:レオナルド
主審:ラーセン


92/93チャンピオンズリーグの決勝のカード。

マルセイユは国内でも好調スタート。評価も高い。

ミランは心配した通りの最悪スタート。ロナウジーニョはリボルノ戦でパフォーマンスが悪かったこともありベンチスタート。移籍が濃厚と言われていたオッドがCL登録メンバーに入り、なおかつこの初戦でスタメンに名を連ねた。そして期待はCLに滅法強いインザーギ。雨のアウェー戦だが、この第1節が全6節の中で最も重要と言っても過言ではない。


<前半>

28分:得点:ミラン:インザーギ  アウェーのミランが先制!やはりピッポ!左サイドでパトとセードルフの崩しからセードルフのクロスに一番遠いファーサイドで待っていたインザーギが押し込んだ!


1点リードでミランが前半を折り返した。シュートはけっこう打たれているが枠を外れたものが多かった。ブランドンの体の強さにはネスタらは苦しめられていた。そこからの落としや二次攻撃に気をつけなければならない。攻めに関しては前の3人が良い。セードルフは全域によく動いてポジション、ボールキープは的確。そこからのパスはさすが。パトの突破がもっと見たい。インザーギもコンディション良さそう。


<後半>

49分:得点:マルセイユ:エインセ  セットプレーから後半開始早々に失点。最もやってはいけないパターン。シェルのフリーキックにエインセが頭で流し込んだ。オッドがマークを外した。

58分:交代:ミラン:アンブロジーニガットゥーゾ

74分:得点:ミラン:インザーギ  ミランが勝ち越し!またピッポ!後半はずっと防戦で、初めてのチャンスで貴重な1点を奪った!意表を突く早いリスタートからセードルフのダイレクトパスにインザーギのダイレクトシュート!セードルフの技ありパスに、インザーギの絶妙の飛び込み!

75分:交代:マルセイユ:ルチョ・ゴンザレス→ベナルファ

87分:交代:ミラン:インザーギフンテラール

88分:交代:マルセイユ:シセ→モリエンテス

90+3分:交代:ミラン:セードルフ→アバーテ


<結果>

マルセイユ 1-2 ミラン


<得点>

マルセイユ 49分 エインセ

ミラン 28分 インザーギ
    74分 インザーギ


<チーム評価>

6.0


<個人評価>

ストラーリ:6.0
オッド:5.0
ネスタ;6.0
チアゴ・シウバ:7.0
ザンブロッタ:5.0
フラミニ:5.5
ピルロ:5.5
アンブロジーニ:5.5
セードルフ:8.0
パト:6.0
インザーギ:8.0
ガットゥーゾ:6,0
フンテラール:-
アバーテ:-

レオナルド:6.0


<マン・オブ・ザ・マッチ>

セードルフ


ミランがアウェーで難敵マルセイユを降した。この1勝はかなり大きい。前半こそミランはそれなりに攻めることができていたが、後半は防戦一方。同点には早く追いつかれる苦しい展開だったがそれをセードルフインザーギコンビが一蹴。ダブルマン・オブ・ザ・マッチの活躍だった。しかし最終ラインは特にサイドバックが危なすぎる。セットプレー時もマークを外す。中盤はピルロは披露があり、フラミニは退場しなくて良かった。最近はゲーム後のビデオ判定なんかもあるから要注意。途中交代で入ったガットゥーゾはピンチを救った。パトにはカカのようなドリブル突破で打開してほしい、そんな展開だった。とは言えこの勝利で次から弾みをつけてほしい。