ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「ジェノア vs ナポリ」

09/10セリエA第3節


スタジアム:スタディオ・ルイジ・フェラーリス(ジェノバ)
キックオフ:2009年9月13日20:45(現地時間)


<第2節終了時点>
ジェノア:勝点6 2勝 (2連勝中)
ナポリ:勝点3 1勝1敗


<スタメン>
ジェノア(3-4-3):GK:アメーリア DF:パパスタソプーロス ビアーバ モレッティ MF:マルコ・ロッシ ミラネット サパテル クリッシト FW:メスト フロッカリ スクッリ
監督:ガスペリーニ
ナポリ(3-5-2):GK:デ・サンクティス DF:カンパニャーロ パオロ・カンナバーロ コンティーニ MF:マッジョ チガリーニ パツィエンツァ ハムシク アロニカ FW:ピア クアリアレッラ
監督:ドナドーニ
主審:タリアベント


上位チームを苦しめる可能性の大きい両チームの対戦。

ジェノアのフロッカリは移籍後初出場。


<前半>

28分:退場:ジェノア:クリッシト  前半の早いうちにクリッシトが危険なプレーで一発退場。相手選手を踏んでしまった。

41分:得点:ナポリ:ハムシク  数的優位のアウェー、ナポリが先制!クアリアレッラからのスルーパスをハムシクが2列目から飛び出して受けて、キーパーをかわして狭いコースに見事に決めた!ハムシクは開幕から3戦連続のゴール!

45+5分:退場:ナポリ:カンパニャーロ  決定機を止めてしまいナポリも1人少なくなった。これでPKを献上。

45+6分:ジェノア;フロッカリ(PK)  カンパニャーロのファウルで得たPKをフロッカリが決めて前半で同点に追いついた!


序盤からお互いこの試合にかけているかのような入り方だった。しかしクリッシトが退場したあたりから一気に荒れムードに。カンパニャーロのアメーリアに対する危険なプレーからスクッリらが熱くなり、そこから得点、退場が続いた。どちらも攻撃的でセンターバックもどんどん上がっていく。


<後半>

ハーフタイム:交代:ジェノア:スクッリ→パラシオ  前半かなり動いて、さらに熱くなっていたスクッリを下げた。

55分:得点:ジェノア:メスト  ジェノアが逆転!アメーリアからの正確なパントキックが左サイドのメストに渡り、華麗なタッチからディフェンダーを1人かわしてスーパーミドルシュートを突き刺した!素晴らしい一連の流れだった!

58分:交代:ナポリ:ピア→ラベッシ チガリーニ→ガルガーノ

58分:交代:ジェノア:フロッカリ→クレスポ

75分:得点:ジェノア:クレスポ  交代で入ったクレスポがしっかり結果を残した!カウンターからパラシオとの連係で最後は憎いほど落ち着いてゴール隅に流し込んだ!

77分:交代:ジェノア:ミラネット→ハルジャ

86分:退場:ナポリ:アロニカ

88分:得点:ジェノア:ハルジャ(PK)  アロニカのエリア内のファウルでジェノアがPKを獲得!ダメ押しの得点をハルジャが決めた!


<結果>

ジェノア 4-1 ナポリ


<得点>

ジェノア 45+6分 フロッカリ(PK)
     55分 メスト
     75分 クレスポ
     88分 ハルジャ(PK)

ナポリ 41分 ハムシク


<マン・オブ・ザ・マッチ>

メスト


前半に1人ずつ、後半にナポリはさらに1人退場者が出てしまった荒れた試合を制したのはジェノア。終わってみれば3点差のついたゲームだったが、ナポリも弱くない。アウェーの戦い方は改善しないと昨シーズンの二の舞だ。ジェノアは開幕3連勝。交代で入ってくる選手も質がかなり高い。ここにガスペリーニの采配が加わるジェノアは今シーズンも強い。