「ローマ vs ユベントス」
08/09セリエA第29節。
今季も残り10試合。
両チームともCL敗退、そして負傷者続出という状況。特にローマの方が厳しい。デ・ロッシやトッティがいないどころか控えは無名な選手ばかり。スタメンを組むことも困難。
<前半>
両チームともロングボールが主体となり、展開力に欠ける序盤だった。
決定機の訪れない中、先制したのはユベントスだった!34分、左サイドから中へ入ってきたヤクインタにジョビンコがパスを出し、ヤクインタがファーサイドに見事なシュートを突き刺した!
前半はチャンスやシュートがとても少なかった。ローマはさすがにきつい。ゲームが組み立てられない。
<後半>
後半はいきなりローマが追いついた!48分、メネズのコーナーキックからロリアが左足で合わせた!ローマでの初ゴール!
ところが54分、ユベントスが再びリードした!右サイドのグリゲラのクロスがリーセに当たりコースが変わり、そこにヤクインタが飛び込んで頭で合わせた!
62分にはローマはモンテッラを入れた。早くもこれで手がないというような状況。
しかし68分、次の得点もユベントスだった!デル・ピエロのコーナーキックからメルベリが強烈なヘディングシュートを叩き込んだ!
そして74分には交代で入ったばかりのネドベドがミドルレンジから追加点を決めた!クリアされた難しい浮き球にタイミングよくダイレクトで合わせた!
その後ローマは反撃が実らなかった。
<結果>
ローマ 1-4 ユベントス
<得点>
ローマ 48分 ロリア
ユベントス 34分 ヤクインタ
54分 ヤクインタ
68分 メルベリ
74分 ネドベド
<マン・オブ・ザ・マッチ>
ホームと言えども圧倒的不利だったローマが大敗。プリマベーラの選手が2人も投入される厳しい戦い方だった。対してユベントスはバランスよく攻守を組み立てた。ジョビンコは守備面はよくなかったが、前線の2人との絡みは良かった。