08/09CL決勝ラウンド1回戦 2nd leg
リバプールがレアルマドリードを終始圧倒した。特に前半最初から勝負を決めにいくベニテス采配がズバリ的中。思わぬ大差のつく結果となった。逆にファンデ・ラモス監督はどうしたら良いのか分からなかったであろう。
〇ユベントス 2-2(AGG 2-3) チェルシー
ユベントスはかなり悔しいだろう。勝ってもおかしくない試合展開を2試合ともしたからだ。それでもアウェーで2点取れるチェルシーの勝負強さが勝った。
CL決勝ラウンドで起こってはならない圧倒的大差ゲームとなった。確かにバイエルンの方が実力は上かもしれないが、ここまで数字上での差はつけられてはいけない。
ビジャレアルが不利な状況を巻き返した。3シーズン振りのベスト8進出で、再び台風の目になれるか…。
リバプール同様、マンチェスターUもCLの戦い方が素晴らしい。前半と後半序盤の得点で決めた。インテルにも十分チャンスはあった。ポストに嫌われた場面もあって結局あの攻撃陣で得点は奪えなかった。
〇バルセロナ 5-2(AGG 6-3) リヨン
バルセロナが最近の不調を完全払拭させた内容と結果だった。リヨンが早々に諦めていたら試合が壊れていただろう。それでも前半終了直前と後半開始早々に希望の残る得点を挙げ意地を見せた。
〇ローマ 1-0(AGG 1-1 PK 6-7) アーセナル
決め手に欠く両チームを象徴する展開でPK戦までもつれ込んだ。ローマは90分間で勝負を決められなかったのが痛かった。それでも守備面での急造最終ラインが健闘を見せた。
ポルトがアウェーゴール差でベスト8進出。アトレティコは攻撃陣が不発。ホームでのアウェーゴールが最後まで響いてしまう展開となった。
注目の集まったイタリア勢対イングランド勢はイングランド勢に軍配が挙がった。2年連続で4チーム全てがベスト8進出という際立った強さ。逆にイタリア勢は全て消えてしまった。特にインテルはモウリーニョ監督をもってしても1年目では結果を残せなかった。決勝の地がイタリアであるのに、早くもこの時点で国内のチームの姿は見られないことが決まった。あとはスペイン勢が2チーム。ドイツ、ポルトガル勢が1チームずつとなった。レアルマドリード、インテル、リヨンはどうしても高い壁を乗り越えられない。優勝候補はマンチェスターU、リバプール、そしてバルセロナといったところか。