「レアルマドリード vs アトレティコマドリード」
08/09リーガエスパニョーラ第26節。
マドリードダービー。今季はともにCL決勝ラウンド進出。
レアルマドリードは10連勝中でバルセロナを猛追。ついに勝ち点差4まで詰めてきた。ペペとスナイデルが出場停止。
アトレティコはそのバルセロナに前節点の取り合いを制して逆転勝ちを収めている。
<前半>
一進一退の激しい攻防が最初から繰り広げられた。レアルは序盤、マルセロの突破が目立った。
しばらくチャンスのなかったアトレティコ。次第にシュート数も増えていった。
そして38分、アウェーのアトレティコが先制した!レアルのコーナーキックから電光石火のカウンターだった!アグエロからのラストパスをフリーのフォルランが落ち着いてネットを揺らした!
前半はアトレティコの守備が良かった。ロッベン、マルセロにいくつかチャンスを作られたものの、ラウールやフンテラールにはボールを持たせなかったしグティのパスも通さなかった。レオ・フランコも安定していた。レアルは連係がなかった。個人技に重きが置かれすぎていた。
<後半>
後半の入り方もアトレティコの方が良かった。
レアルは55分、交代で2枚替え。グティとエインセを下げて、イグアインとサルガドを入れた。
そしてその直後、レアルが同点に追いついた!57分、入ったばかりのイグアインからのパスを受けたフンテラールが決めた!
するとアトレティコも動いてきた。61分にシナマ=ポンゴルを投入。
序盤同様、レアルが押し込む時間帯に移ってきた。
69分にアトレティコはマニシェを入れた。下がったイグナシオ・カマーチョはあまり良くなかった。
その後もスピードアップした展開だったが、得点は生まれずドローで終えた。
<結果>
<得点>
<マン・オブ・ザ・マッチ>
ラサナ・ディアラ
アトレティコは勝てていた。アグエロが数ある決定機を一度でも決めていたら…。レアルはサイドバックの守備力に難があった。ディアラがいなければかなりやられていただろう。攻撃陣も上手くかみ合わなかった。イグアインが入らなければリズムは生まれなかった。同点にするのが精一杯で連勝は止まってしまった。