「ミラン vs ジェノア」
08/09セリエA第21節。
ミッドウィーク開催。ボローニャに続いて借りを返すときだ。ジェノアもすぐ下の4位に位置して好調を維持。
<スタメン>
パト
セードルフ カカ
ファバッリ マルディーニ
<前半>
序盤から攻守の切り替えが速い展開が繰り広げられた。
ジェノアもバランスよく守り、アウェーでも引きすぎずに攻撃にも意識を高めていた。
その堅い守備をなかなかこじ開けることができずにいると、ベッカムがまたやってくれた!33分、パトの仕掛けからペナルティエリア付近の左の角度の少しないところでフリーキックを得、それをベッカムが得意の右足で巻いて直接叩き込んだ!
前半は1-0でリードして折り返せた。しかし、ファバッリ、ザンブロッタ、アンブロジーニ、ベッカムにイエローが出てしまったので、後半はカウンターに対しての守りなんかより気をつけなければならない。攻撃はパトとカカに非常に厳しいマークがつけられている。もっと揺さ振ってピルロ、ベッカムの裏をつくパスや両サイドバックのオーバーラップを狙いたい。ヤンクロフスキがおとなしい。フリーキックもベッカムだけでなく、ピルロも無回転シュートで2度惜しい場面があった。
<後半>
ジェノアは後半も追いつこうと気迫十分で攻め込んできた。
ミランは逆にカウンターを狙いたかったが、ジェノアの最終ラインも徹底していた。
ミランは70分にベッカムがフラミニと交代した。続けてパトに代えてロナウジーニョを投入。最後の交代はセンデロスを入れたが、残り10分少し1点差は緊張感が高まった。
そして87分になんと追いつかれてしまった。ミリートのゴールだった。
せっかく良い守備を続けていたのが実らなかった。
<結果>
ミラン 1-1 ジェノア
<得点>
ミラン 33分 ベッカム
<チーム評価>
5.5
<個人評価>
アッビアーティ:6.5
ザンブロッタ:6.5
マルディーニ:6.0
ファバッリ:6.0
ヤンクロフスキ:5.5
ピルロ:6.5
ベッカム:7.0
アンブロジーニ:6.5
カカ:6.0
セードルフ:5.5
パト:6.5
フラミニ:5.5
ロナウジーニョ:5.0
センデロス:5.0
アンチェロッティ:5.0
<マン・オブ・ザ・マッチ>
勝ち試合を落としてしまった。ホームでの連勝記録も途絶えてしまった。ジェノアは最後まで集中力を切らさず戦った。確かに強かったが勝たなければならないゲームだった。ロナウジーニョとセンデロスの投入は裏目に出た。同時に下げたパトとベッカムを残すべきだった。