「ミラン vs ユベントス」
09/10セリエA第38節(最終節)
スタジアム:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)
キックオフ:2010年5月15日20:45(現地時間)
<第37節終了時点>
ミラン:3位 勝点67 19勝10分8敗
ユベントス:7位 勝点55 16勝7分14敗
<スタメン>
ミラン(4-2-1-3):GK:ジーダ DF:ザンブロッタ チアゴ・シウバ ファバッリ アントニーニ MF:ガットゥーゾ ピルロ セードルフ FW:パト ボリエッロ ロナウジーニョ
サブ:アッビアーティ ネスタ オッド ヤンクロフスキ アバーテ フンテラール インザーギ
ベンチ外:ローマ ボネーラ ロマニョーリ マンシーニ アディアー
出場停止:フラミニ
出場不可:オニェウ カラーゼ ベッカム アンブロジーニ
監督:レオナルド
ユベントス(4-4-2):GK:ブッフォン DF:ゼビナ カンナバーロ キエッリーニ グロッソ MF:サリハミジッチ ポウルセン マルキージオ カンドレーバ FW:ヤクインタ デル・ピエーロ
監督:ザッケローニ
主審:トレフォローニ
09/10シーズンの最終節。しかしミランは3位、ユベントスは7位が確定しての対戦。ともに今季は低迷。不甲斐ないシーズンとなってしまった。本来なら最終節でのこのビッグカードでスクデットが決まるような対戦を期待していたが…。
ミランはなんと言ってもこの最終節前日にレオナルド監督の今季限りでの退任が正式に発表された。後任は数名候補が挙がっているだけで決定はしていない。フラミニが出場停止。アンブロジーニが出場停止明け。
ユベントスもザッケローニ監督の最後の試合となる。アウェーで2ヶ月勝利がない。
<前半>
14分:得点:ミラン:アントニーニ なんとアントニーニの初ゴールで先制!すでに何度もオーバーラップを仕掛けていたが、この場面でも最高のタイミングでインターセプトとランニングを見せた!
28分:得点:ミラン:ロナウジーニョ またも高い位置からカットしてパトとのコンビネーションからロナウジーニョが最後決めた!ユベントスの安易なプレーだった。
ミラン2点リードで前半を折り返した。ロナウジーニョからパトというライン、アントニーニのオーバーラップが目立ってそれが得点に繋がった。ユベントスは穴をあけすぎ。ミランは決して速い攻めをしているわけではないのに、簡単に回すことができていた。
<後半>
ハーフタイム:交代:ユベントス:ブッフォン→マニンガー サリハミジッチ→カモラネージ
62分:交代:ミラン:ファバッリ→ネスタ ファバッリが交代するときは大きな拍手が巻き起こった。
67分:得点:ミラン:ロナウジーニョ ロナウジーニョドッピエッタ!右サイドのザンブロッタからのクロスが中途半端なクリアで流れてくると、得意の位置でボールを持ったロナウジーニョがゴールへパスするように流し込んだ!
71分:交代:ミラン:ロナウジーニョ→インザーギ インザーギが真ん中、右にボリエッロ、左にパトと変わった。
87分:交代:ミラン:ジーダ→アッビアーティ ジーダがピッチを出るときもまた大きな拍手で送られた。
<結果>
ミラン 3-0 ユベントス
<得点>
ミラン 14分 アントニーニ
28分 ロナウジーニョ
67分 ロナウジーニョ
<チーム評価>
7.0
<個人評価>
ジーダ:6.5
ザンブロッタ:6.5
チアゴ・シウバ:6.5
ファバッリ:6.0
アントニーニ:7.0
ガットゥーゾ:6.0
ピルロ:6.0
セードルフ:6.0
パト:6.0
ボリエッロ:6.0
ロナウジーニョ:7.5
ネスタ:5.5
インザーギ:5.5
アッビアーティ:-
レオナルド:8.0
<マン・オブ・ザ・マッチ>
レオナルド
レオナルド最後の試合をホーム3-0完封勝利で終えた。ユベントスが良くないのも当然あったが、レオナルドのためにミランは全員で勝利を掴んだ。スタンドにはレオナルドに感謝する横断幕が高らかに掲げられ、何度も沸き起こったサポーターの声援にレオナルドが応えていた。同時に今季限りでチームを去ることが確定的なファバッリとジーダにも交代時には大きな拍手が送られた。
<ハイライト>