ミラニスタのレポート

ミランの試合内容・結果、移籍情報等を綴っています

「イタリア vs ブルガリア」

2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会欧州予選グループ8


スタジアム:スタディオ・オリンピコ(イタリア・トリノ)
キックオフ:2009年9月9日


<前節終了時点>
イタリア:1位 勝点17 5勝2分
ブルガリア:3位 勝点11 2勝5分


<スタメン>
イタリア(4-3-1-2):GK:ブッフォン DF:ザンブロッタ カンナバーロ キエッリーニ グロッソ MF:カモラネージ デ・ロッシ ピルロ マルキージオ FW:ジラルディーノ ヤクインタ
監督:リッピ
ブルガリア(4-4-2):GK:イバンコフ DF:マノレフ イリヤン・ストヤノフ アンゲロフ キシシェフ MF:サルモフ ヤンコフ S.ペトロフ M.ペトロフ FW:ベルバトフ ランゲノフ
監督:ストイロフ
主審:メイアー


数字だけ見れば好調なイタリア。しかし内容は悪い。ブルガリアもなんとか2位に入りたいところ。重要なゲーム。


<前半>

11分:得点:イタリア:グロッソ  グロッソが高い位置でピルロに一度ボールを預けてそのまま前へ、大きなワンツーのパスが裏に出てダイレクトで押し込んだ!

40分:得点:イタリア:ヤクインタ  完璧な連係プレーからイタリアが追加点!ジラルディーノへのくさびのパスをヤクインタがスルーしてワンタッチでジラルディーノヤクインタがきれいなワンツーから最後はヤクインタが流し込んだ!全部ワンタッチ!


得点の取れないと言われていたイタリアが華麗な得点で2点リード。動きとテクニックの素晴らしさを見せつけた。ただ、守備の方は良くない。ブッフォンのファインセーブがなければ失点していたシーンはあったし、簡単に良いクロスやシュートを打たせたりするのが目立った。誰がまずプレッシャーをかけにいくのかはっきりせずにずるずる下がった。


<後半>

58分:交代:イタリア:ジラルディーノジュゼッペ・ロッシ

63分:交代:ブルガリア:M.ペトロフ→ボジノフ ランゲノフ→ゲオルギエフ

73分:交代:イタリア:マルキージオ→ペペ

83分:交代:イタリア:ヤクインタ→ダゴスティーノ


<結果>

イタリア 2-0 ブルガリア


<得点>

イタリア 11分 グロッソ
     40分 ヤクインタ


後半はイタリアらしく守って締めた。パスミスが気になったがこのところのイタリアを考えると全体的には良かった方だ。パスの受け手がよく動いていたのが特に大きかった。ピルロも高い位置から低い位置に上下良く動いてボールを散らしていた。そしてなんと言っても得点シーンは鮮やかだった。ボールタッチの上手さは際立っていた。ブルガリアはベルバトフのレベルに合わせることのできる選手がいない。この敗戦でグループ突破は難しくなった。