「リバプール vs チェルシー」
08/09チャンピオンズリーグ準々決勝1st leg。
5シーズン連続で対戦することになった両チーム。当たるのが当然のようになってきた。今シーズンはまずアンフィールドから。
最近は異常なほどの強さを誇るリバプール。相手チームからすると今最も当たりたくないチームの一つと言える。マスチェラーノが累積で出場停止。代わりはルーカス。
チェルシーはボジングワが負傷でイバノビッチが代わりを務める。
<前半>
試合は予想より早く動いた!先制はやはり好調リバプール!6分、クリアボールをカイトが拾い、上手く右サイドのアルベロアに渡し中央への折り返しにフェルナンド・トーレスが合わせた!フェルナンド・トーレスへのマークが甘くなった。
失点後、チェルシーは慌てることはもちろんなかったが、ドログバが2度の決定機を外した。
ところが39分、コーナーキックからチェルシーが追いついた!イバノビッチがヘディングで押し込んだ!
前半は1-1で折り返した。リバプールは追いつかれたのは痛い。キャラガーにいつもの安定さが少し欠けるように見えた。アルベロアは逆に良かったが。チェルシーはドログバが決めていれば突き放すことができたが…。
<後半>
後半もゲームは落ち着くことなく推移していった。
そして62分、なんとチェルシーが逆転に成功した!しかもまたコーナーキックから!またイバノビッチのヘディングだった!誰も競りにいっていなかった。
さらに67分にはチェルシーがアウェーで3点目を奪った!バラックからのスルーパスをマルダが受け、左サイドからグラウンダーの速いクロスを送り、それまで決定機を外し続けていたドログバが突っ込んできてようやく決めた!
続けてバベルも入れたが効果なし。
<結果>
リバプール 1-3 チェルシー
<得点>
リバプール 6分 フェルナンド・トーレス
チェルシー 39分 イバノビッチ
62分 イバノビッチ
67分 ドログバ
<マン・オブ・ザ・マッチ>
まさかまさかの展開だった。プレミアでは2戦2勝、そして最近の好調でしかもアンフィールドでリバプールが3失点して今季ホーム初黒星を喫した。その優位と思われていたリバプールを沈めたのはチェルシーのイバノビッチ。これも驚き。出番はほとんどない選手が2得点の大活躍。前半からシュートの多い試合だったが、後半はリバプールに良いところは全くなかった。これで2nd legではアウェーで逆に最低3点が必要になるというかなり厳しい状況になった。